円隆寺 (舞鶴市)

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円隆寺
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所在地 京都府舞鶴市引土72
位置 北緯35度26分36秒 東経135度19分26.2秒 / 北緯35.44333度 東経135.323944度 / 35.44333; 135.323944座標: 北緯35度26分36秒 東経135度19分26.2秒 / 北緯35.44333度 東経135.323944度 / 35.44333; 135.323944
山号 慈恵山
宗派 真言宗御室派
本尊 阿弥陀如来・薬師如来・釈迦如来の3体
創建年 (伝)長徳年中(995 - 999年)
開基 (伝)皇慶
札所等 関西花の寺 第3番
文化財

木造阿弥陀如来坐像・薬師如来坐像・釈迦如来坐像・木造不動明王立像・毘沙門天立像

(以上全て国の重要文化財)
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本堂
多宝塔

円隆寺(えんりゅうじ)は、京都府舞鶴市西市街地を見下ろす愛宕山の山すそにある真言宗御室派寺院山号は慈恵山(じけいさん)。

歴史[編集]

寺に伝わる『慈恵山記』によれば、長徳年中(995 - 999年)、皇慶の開創という[1]

最盛期には院坊70を数えたが、文治4年(1595年)の山崩れで堂宇を失った。江戸時代に入り、田辺藩藩主であった牧野家の保護を受けて栄えたが、万治2年(1659年)と享保17年(1732年)に火災に遭い、現存する建物はその後の再建である[1]


境内[編集]

現在の本堂や多宝塔、総門などは、18世紀末までに再建されたもの。地元の大工・林田伝之丞房章などの手によるもので、多宝塔の亀腹を瓦葺にするなど独創的な建築として価値が高いといわれている。

総門は「三つ棟造り」で、脇間の前後に四天王像を安置する珍しいもの。

なお、境内から愛宕山山頂へ散策することができる。

文化財[編集]

重要文化財(国指定)

京都府指定有形文化財

以下の5棟の建造物は棟札から建立年代が明らかである。

  • 本堂 - 天明6年(1786年)[2]
  • 多宝塔 - 宝暦元年(1751年)
  • 鐘楼 - 宝暦10年(1760年)
  • 鎮守堂 - 元文2年(1737年)
  • 総門 - 宝暦3年(1753年)

その他

  • 方丈 - 江戸時代中期再建
  • 庫裏 - 江戸時代中期再建
  • 護摩堂 - 江戸時代中期再建
  • 聖徳太子堂
  • 観音堂

所在地[編集]

京都府舞鶴市引土72

交通アクセス[編集]

近隣情報[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 『日本歴史地名大系 京都付の地名』、p.668
  2. ^ 建立年は 京都府生涯学習・スポーツ情報 文化財の検索結果(京都府サイト)による。以下の建物についても同様。

参考文献[編集]

  • 『日本歴史地名大系 京都付の地名』、平凡社、1981

外部リンク[編集]