円周角

円周角(えんしゅうかく)とは、ユークリッド幾何学においてある円周上の一点から、この点を含まない円周上の異なる二点へそれぞれ線分を引くとき、その二つの線分のなす角のことである。
円周角 C (rad) は 0<C<π を満たす。
円周角の定理[編集]
円周上にとる点の位置に関わりなく、円周角の大きさ C は対応する円弧を含む扇形の中心角の大きさ α のみに依存し、以下のように表わされる。
すなわち
これは円周角の定理として知られる。
タレスの定理[編集]
「タレスの定理」を参照
円周角の定理の系として、タレスの定理がある。
タレースの定理とは、
という定理である。これは、円周角の定理から証明できる[2]。