具格

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具格(ぐかく、: instrumental case: casus instrumentalis)は、名詞の一つで、道具・手段を表す。スラヴ語派では造格という。ただし、チェコ語では7格と呼ぶ場合もある。

サンスクリットにおいては独立の格形を保っているが、古典ギリシア語では与格に、ラテン語では奪格に吸収された。

英語の"throw stones"(石を投げる)に対応する表現は、多くの言語において具格を用いる。英語においては具格をとるわけではないが、他の言語で具格となるような目的語について、手段の目的語または道具目的語と呼ぶこともできる。[1][2]

脚注[編集]

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  1. ^ 安藤貞雄 『現代英文法講義』 第3章 「文の要素」 37頁
  2. ^ オットー・イェスペルセン 『文法の原理(中)』第十二章 「目的語、能動と受動」 84-85頁

参考文献[編集]