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入江猪太郎

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入江 猪太郎 (いりえ いたろう、1908年11月10日[1] - 1990年9月17日)は、日本経済学者神戸大学名誉教授。元日本学術会議会員

人物・経歴

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岡山県西大寺市生まれ[1]。1930年高松高等商業学校(現香川大学)卒業[1]。1933年神戸商業大学(現神戸大学)卒業[1]、同研究科入学[1]。1936年鹿児島高等商業学校講師[1]。1938年同教授[1]。1942年神戸商業大学助教授[1]。1950年神戸大学経営学部教授[1]。1952年同教授[1]。1953年岡山大学教授併任[2]。1961年商学博士[1]。1964年神戸大学経営学部長[1]。1972年日本学術会議会員[1]。同年定年退官[1]、神戸大学名誉教授[1]近畿大学商経学部教授[1]。1980年勲三等旭日中綬章受章[3]。1990年叙従三位[4]

2010年から多国籍企業学会では入江猪太郎賞を授与している[5]

著書

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  • 『多国籍企業論』丸善 1979年

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 「入江猪太郎博士略歴・著作目録 (国際投資と援助の諸問題)(入江猪太郎博士記念号)」『国民経済雑誌』第126巻第3号、神戸大学経済経営学会、1972年9月、129-132頁、doi:10.24546/00171565 
  2. ^ 官報昭和28年本紙第7969号 674頁
  3. ^ 官報昭和55年本紙第16144号 4頁
  4. ^ 官報平成2年本紙第489号 12頁
  5. ^ 学会賞|多国籍企業学会”. www.mne-jp.org. 多国籍企業学会. 2023年5月23日閲覧。
先代
山下勝治
神戸大学経営学部長
1964年 - 1966年
次代
竹中龍雄