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允能(いんのう、生没年不詳)は、室町時代の医僧。通称、三位。法眼に叙せられた。
坂士仏の孫で[1][2]、正長・永享年間の人[3]。
正長元年(1428年)、称光天皇の病気を治癒させたほか、さらに永享3年(1431年)には、室町幕府将軍足利義教の病気を治癒させたという[1][2]。
著作として『瑠璃壺』がある[1][2]。
- ^ a b c 『日本人名大辞典』254頁
- ^ a b c 『大日本人名辞書 上巻』338頁
- ^ 『日本人名辞典』56頁
- 上田正昭ほか監修『日本人名大辞典』(講談社,2001)
- 大日本人名辞書刊行会編『大日本人名辞書 上巻』(大日本人名辞書刊行会,1926)
- 芳賀矢一『日本人名辞典』(大倉書店,1916)