信頼性工学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

信頼性工学(しんらいせいこうがく、英語reliability engineering)とは、システムの信頼性を分析する工学手法である。

安全工学との違い[編集]

安全工学と信頼性工学は密接な関係にある。システムの信頼性の低下は安全性の低下と影響する。 安全工学と信頼性工学は目的が異なる。おおざっぱに説明すると下記の違いがある[1]

  • 安全工学 : 「人命の死亡、負傷、または機器の損傷」につながる可能性のある障害を最小にすることが目的
  • 信頼性工学 : 「事業の経済的損失」につながる可能性のある障害を全体的に最小にすることが目的

信頼性の予測と改良[編集]

故障木を用いて故障につながる事象の関係性を分析する

各手法など[編集]

  • FTA(Fault Tree Analysis)
  • FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)
  • VTA(Variation Tree Analysis)
  • DTD(Damage Tolerance Design)
  • HAZOP(Hazard Analysis and Operability Study)

脚注[編集]

  1. ^ 英語版wikipedia - Reliability engineering

関連項目[編集]

外部リンク[編集]