今昔画図続百鬼
『今昔画図続百鬼』(こんじゃくがずぞくひゃっき)は、1779年(安永8年)に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。『画図百鬼夜行』の続編。
「雨」「晦」「明」の三部構成となっている。『画図百鬼夜行』は絵のみであったが、本作は加えて解説文が添えられていることが特徴。
収録作品
雨
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逢魔時(おうまがとき)
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鬼(おに)
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山精(さんせい)
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魃(ひでりがみ)
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水虎(すいこ)
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覚(さとり)
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酒顛童子(しゅてんどうじ)
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橋姫(はしひめ)
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般若(はんにゃ)
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寺つつき(てらつつき)
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入内雀(にゅうないすずめ)
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玉藻前(たまものまえ)
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長壁(おさかべ)
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丑時参(うしのときまいり)
晦
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不知火(しらぬい)
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古戦場火(こせんじょうひ)
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青鷺火(あおさぎび)
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提灯火(ちょうちんのひ)
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墓の火(はかのひ)
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火消婆(ひけしばば)
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油赤子(あぶらあかご)
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片輪車(かたわぐるま)
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輪入道(わにゅうどう)
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陰摩羅鬼(おんもらき)
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皿かぞえ(さらかぞえ)
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人魂(ひとだま)
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船幽霊(ふなゆうれい)
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川赤子(かわあかご)
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古山茶の霊(ふるつばきのれい)
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加牟波理入道(がんばりにゅうどう)
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雨降小僧(あめふりこぞう)
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日和坊(ひよりぼう)
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青女房(あおにょうぼう)
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毛倡妓(けじょうろう)
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骨女(ほねおんな)
明
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鵺(ぬえ)
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以津真天(いつまで)
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邪魅(じゃみ)
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魍魎(もうりょう)
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狢(むじな)
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野衾(のぶすま)
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野槌(のづち)
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土蜘蛛(つちぐも)
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比々(ひひ)
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百々目鬼(どどめき)
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震々(ぶるぶる)
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骸骨(がいこつ)
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天井下(てんじょうくだり)
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大禿(おおかぶろ)
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大首(おおくび)
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百々爺(ももんじい)
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金霊(かねだま)
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天逆毎(あまのざこ)
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日の出(ひので)