井上忠司
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井上 忠司(いのうえ ただし、1939年 - )は、日本の心理学者。専攻は社会心理学・生活文化論。元甲南女子大学人間科学部教授。
経歴
[編集]1939年京都峰山町(現:京丹後市)生まれ。1963年東北大学文学部(心理学専攻)卒業。1966年京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。1969年同大学院博士課程単位取得満期退学。
1995年奈良女子大学文学部教授を経て、2001-10年甲南女子大学人間科学部教授。国立民族学博物館客員教授も務めた。
主な著作
[編集]単著
[編集]- 『「世間体」の構造―社会心理史への試み―』(日本放送出版協会・NHKブックス、のち講談社学術文庫)
- 『まなざしの人間関係―視線の作法―』(講談社・講談社現代新書)
- 『風俗の社会心理』(講談社)
- 『「家庭」の風景―社会心理史ノート―』(日本放送出版教会・NHKブックス)
- 『風俗の文化心理』(世界思想社)
共著
[編集]- 『高度成長から低成長時代へ(昭和日常生活史)』(加藤秀俊・高田公理・細辻恵子、角川書店)
- 『欠乏から消費の時代へ(昭和日常生活史)』(加藤秀俊・高田公理・細辻恵子、角川書店)
- 『現代家庭の年中行事』(サントリー不易流行研究所、講談社・講談社現代新書)
編著
[編集]- 『現代日本における伝統と変容4 都市のフォークロア』(ドメス出版)