九螺ささら

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
九螺 ささら
くら ささら
誕生 1968年(55 - 56歳)[1]
日本の旗 日本 神奈川県
職業 歌人
言語 日本語
最終学歴 青山学院大学文学部英米文学科
活動期間 2018年 -
ジャンル 短歌
散文
絵本
主な受賞歴 第28回Bunkamuraドゥマゴ文学賞
デビュー作 『神様の住所』(2018年)
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

九螺 ささら(くら ささら、1968年 - )は、日本歌人である。絵本文の作家としての表記は、くら ささらである。本名は非公表。

経歴[編集]

神奈川県出身[2]青山学院大学文学部英米文学科卒業[3]。2009年、塾の講師を務める傍ら、独学で短歌を作り始めた[4]。2010年、短歌研究新人賞の次席に選ばれた[5]。2014年から新聞短歌への投稿を始めた[4]。2018年、『神様の住所』で第28回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した[6]。その他の著書に『ゆめのほとり鳥』や『きえもの』がある[7]

著書[編集]

単著[編集]

絵本[編集]

  • 『ひみつのえんそく きんいろのさばく』(福音館書店、2022年、絵:木内達朗)
  • 『ひゃくえんだま どこへゆく?』(福音館書店、2023年、絵:たかはしゆうじ)
  • 『クックククック レストラン』(福音館書店、2023年、絵:嶽まいこ)
  • 『ジッタとゼンスケ ふたりたび』(福音館書店、2023年、絵:くりはらたかし)

脚注[編集]

  1. ^ 『小さなスプーンおばさん』”. 九螺ささら(くら ささら) (2022年10月30日). 2023年4月29日閲覧。
  2. ^ 歌人の思考回路。九螺ささらさん、短歌で哲学するとはどういうことでしょうか?(前編) 2/2”. 家庭画報 (2019年4月16日). 2023年4月29日閲覧。
  3. ^ 第28回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞 受賞作品”. Bunkamura (2018年). 2023年4月29日閲覧。
  4. ^ a b 「言葉にできない」は敗北 「神様の住所」でドゥマゴ文学賞の九螺ささらさん”. 好書好日 (2018年12月2日). 2023年4月29日閲覧。
  5. ^ 歌人の思考回路。九螺ささらさん、短歌で哲学するとはどういうことでしょうか?(前編) 1/2”. 家庭画報 (2019年4月16日). 2023年4月29日閲覧。
  6. ^ ドゥマゴ文学賞に九螺ささらさん”. 産経新聞 (2018年9月3日). 2023年4月29日閲覧。
  7. ^ 非日常への扉を開く短歌、そして物語の力。九螺ささら『きえもの』”. 家庭画報 (2019年12月4日). 2023年4月29日閲覧。

外部リンク[編集]