中支那振興

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中支那振興(なかしなしんこう)は、1938年に設立され、1945年まで中国華中において占領地開発を行った日本国策会社である。北支那開発と同時に設立され、1938年11月7日に発足した。監督機関は興亜院経済部であった。本社は上海にあり、東京に支社も置いた。

中支那振興株式会社は現在の持株会社と近い性格を持ち、下記の傘下会社に実業経営を委ねていた[1]

  1. 華中鉱業株式会社
  2. 華中水電株式会社
  3. 上海内河汽船株式会社
  4. 華中電気電信株式会社
  5. 上海恒産株式会社
  6. 華中都市自動車株式会社
  7. 華中水産株式会社
  8. 大上海瓦斯株式会社
  9. 華中蚕糸株式会社
  10. 華中鉄道株式会社
  11. 淮南炭礦株式会社
  12. 華中塩業株式会社
  13. 中華輪船株式会社
  14. 振興住宅組合

脚注[編集]

  1. ^ 髙綱博文 (2017年9月). “中支那振興株式会社概要及び研究成果・課題”. 2023年10月24日閲覧。

関連項目[編集]

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