ヴェロニカ・ハート

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ヴェロニカ・ハート
Veronica Hart
Veronica Hart
プロフィール
別名義 Jane Esther Hamilton(本名)、
Jane Hamilton、
V. Hart、
Veronica Heart、
Victoria Holt、
Kathryn Stanleigh、
Randee Styles、
just Veronica
生年月日 1956年10月27日
現年齢 67歳
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ラスベガスネバダ州
瞳の色 ブルー
毛髪の色 ブラウン
公称サイズ([1]の時点)
身長 / 体重 168 cm / 57 kg
BMI 20.2
スリーサイズ 91 - 69 - 97 cm
カップサイズ D(米国サイズ)
活動
他の活動 女優、監督
外部リンク
データベース IMDb
モデル: テンプレート - カテゴリ

ヴェロニカ・ハート Veronica Hart(本名Jane Esther Hamiltonラスベガスネバダ州)出身、1956年10月27日 - )は、主に1980年代に活躍したアメリカ合衆国の元ポルノ女優、現ポルノ映画監督。彼女は時にJane Esther Hamilton、Jane Hamilton、V. Hart, Veronica Heart、Victoria Holt、Kathryn Stanleigh、Randee Styles、just Veronicaとクレジットされている。ハートは、AVN殿堂XRCO殿堂双方のメンバーである[1][2]

来歴[編集]

ハミルトンは、1979年にネバダ大学ラスベガス校を卒業し、演劇の学位を取得した。卒業後彼女はイングランドで過ごし、一般向けのモデルと女優を続けた[3]

彼女がポルノ映画への転身を決めたのは、コーヒー沸かしによる不運な事故の後(それは彼女の身体に傷跡を残した)の事であった[3]。ポルノ映画出演は1980年から1984年まで精力的に続いた。ヴェロニカ・ハートは、『テクニシャン/貴婦人 (Amanda by Night) 』、『ROOM MATES/ブルーコア (Roommates) 』、『令嬢物語/ハード・コア (A Scent of Heather) 』の演技で最も知られている。(2008年)現在彼女はポルノ映画を監督し、編集し、製作している。その一方で、彼女は一般向けと成人向きの作品双方で時折(セックスシーン抜きで)カメオ出演している[4]

彼女の人生のイベントはポール・トーマス・アンダーソン監督の映画『ブギーナイツ』(1997年)の登場人物、アンバー・ウェイブスの発想の源の1人となった事だった。ヴェロニカは『ブギーナイツ』において、アンバーと彼女の元夫が息子の養育権をめぐり、裁判所で争うシーンにオマリー判事役で出演した。ヴェロニカは後にもう1作、アンダーソン監督の映画『マグノリア』にも出演した[3][4]

主なテレビ出演[編集]

  • シックス・フィート・アンダー』の2001年7月1日放送のエピソード1.5「An Open Book(開いた本)」でジーン・ルイーズ・マッカーサー、別名ビベカ・セント・ジョンを演じた。
  • Lady Chatterly's Stories 』の2001年2月17日放送のエピソード2.3「The Manuscript」でエイミーを演じた。(ジェーン・ハミルトン名義)
  • First Years 』のエピソード1.4「Porn in the U.S.A.」でローラを演じた。

受賞歴[編集]

受賞[編集]

  • 1981年
    • AFAA 最優秀主演女優賞 – 『テクニシャン/貴婦人 (Amanda by Night)[5]
  • 1982年
    • AFAA 最優秀主演女優賞 – 『ROOM MATES/ブルーコア (Roommates)[5]
    • AFAA 最優秀助演女優賞 – 『ダーティ・リップス/女の欲望 (Foxtrot)[5]
    • CAFA 最優秀主演女優賞 – 『ROOM MATES/ブルーコア (Roommates)[5]
  • 1996年
    • AVN 最優秀ノンセックス演技賞 – 『Nylon[6]
  • AVN殿堂入り[1]
  • Legends of Erotica[7]
  • XRCO殿堂入り[2]

ノミネート[編集]

  • 2001年
    • AVN 最優秀監督賞(ビデオ) - 『White Lightning[8]
  • 2002年
    • AVN 最優秀監督賞(映画) - 『Taken[9]
  • 2003年
    • AVN 最優秀監督賞(ビデオ) - 『Crime and Passion[10]
  • 2004年
    • AVN 最優秀監督賞(映画) - 『Barbara Broadcast Too[11]
  • 2004年
    • AVN 最優秀監督賞(映画) - 『Misty Beethoven: The Musical[12]
  • 2006年
    • AVN 最優秀ノンセックス演技賞 - 『Eternity[13]
  • 2007年
    • AVN 最優秀ノンセックス演技賞 - 『Sex Pix[14]
  • 2008年
    • AVN 最優秀ノンセックス演技賞 - 『Delilah[15]

文献[編集]

  • サム・フランク Sam Frank 著『Sex in the Movies(映画の中のセックス)』(Citadel Press, 1986年 : ISBN 978-0806509990):彼女に献呈され、章の1つは彼女の初期の職歴について書かれている。
  • ニコラス・バルバーノ Nicolas Barbano 著『Verdens 25 hotteste pornostjerner(世界で最も人気の高い25人のポルノスター)』(デンマーク、ロシナンテ社 1999年 : ISBN 87-7357-961-0) :彼女について書かれた章がある。

脚注[編集]

  1. ^ a b AVN Hall of Fame” (英語). AVN Awards.com (2004年). 2004年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年6月11日閲覧。
  2. ^ a b “XRCO殿堂入り”. http://www.bwdl.net/XRCO-2/hall.htm 2008年4月9日閲覧。 
  3. ^ a b c “Veronica Hart bio at Lukeisback.com”. http://www.lukeisback.com/stars/stars/stars/female/veronica_hart.html 2008年4月9日閲覧。 
  4. ^ a b “Veronica Hart interview at kaos2000.net”. http://www.kaos2000.net/interviews/janehamilton/ 2008年4月9日閲覧。 
  5. ^ a b c d “rame awards list”. http://www.rame.net/library/lists/best.html 2007年12月27日閲覧。 
  6. ^ “Past AVN Award Winners”. http://www.avnawards.com/index.php?center=pastwinners 2007年11月29日閲覧。 
  7. ^ “Legends of Erotica”. http://www.ainews.com/story/12687/ 2007年12月27日閲覧。 
  8. ^ “AVN 2001 Nominations”. オリジナルの2001年3月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20010309213908/http://www.avnawards.com/nominees.html 2007年12月2日閲覧。 
  9. ^ “AVN 2002 Nominations”. オリジナルの2001年12月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20011208103701/http://www.avnawards.com/nomin-list.html 2007年12月2日閲覧。 
  10. ^ “AVN 2003 Nominations”. オリジナルの2002年11月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20021127014135/http://www.avnawards.com/nominees.shtml 2007年12月2日閲覧。 
  11. ^ “AVN 2004 Nominations”. オリジナルの2003年12月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20031203023916/http://www.avn.com/imagearchive/05/58/32/55832Nominations.pdf 2007年12月2日閲覧。 
  12. ^ “AVN 2005 Nominations”. オリジナルの2004年12月10日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20041210041532/http://www.avnawards.com/2005nominees_fr.shtml 2007年12月2日閲覧。 
  13. ^ “AVN 2006 Nominations”. オリジナルの2005年11月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20051129014904/http://www.avn.com/imagearchive/24/82/23/248223AVN_Awards_Nominations.pdf 2007年12月2日閲覧。 
  14. ^ “AVN 2007 Nominations”. オリジナルの2006年12月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20061220061002/http://www.avn.com/imagearchive/27/84/74/278474AVNNOMSFINALNOV20 2007年12月2日閲覧。 
  15. ^ “AVN 2008 Nominations”. http://www.avnawards.com/pdf/2008Nominations.pdf 2007年12月2日閲覧。 

外部リンク[編集]