ワー・ワー山脈

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ワー・ワー山脈
ワー・ワー山脈とワー・ワー峡谷に現れた嵐
嵐に覆われるワー・ワー峡谷とワー・ワー山脈
最高地点
山頂ワー・ワー山脈頂上[1]
標高9,393 ft (2,863 m)
座標北緯38度21分15秒 西経113度35分12秒 / 北緯38.354087度 西経113.586678度 / 38.354087; -113.586678座標: 北緯38度21分15秒 西経113度35分12秒 / 北緯38.354087度 西経113.586678度 / 38.354087; -113.586678
規模
全長63 mi (101 km) N/S
27 mi (43 km) E/W
面積924 sq mi (2,390 km2)
地形
ユタ州内のワー・ワー山脈の位置
ユタ州内のワー・ワー山脈の位置
ワー・ワー山脈
アメリカ合衆国
ユタ州
Project.svg プロジェクト 山

ワー・ワー山脈 (ワーワーさんみゃく、英語: Wah Wah Mountains)は、アメリカ合衆国ユタ州中西部、ビーバー郡ミラード郡に南北にまたがる山脈。ベイスン・アンド・レンジの一部を成す。西はパイン峡谷、東はワー・ワー峡谷、南はエスカランテ砂漠にかこまれ、北側でコンフュージョン山脈に合流する。ユタ州道21号線が標高約6,500フィート (1,980 m)のワー・ワー峠を横切り、山脈を二分している。山脈の標高はふもとの6,000フィート (1,800 m)から9,393フィート (2,863 m)(南ワー・ワー)まで上がる[2]

「ワー・ワー」という名は、山脈の東斜面にあるワー・ワー泉に由来する。原義は「良い澄んだ水」であると伝えられている[3]

ワー・ワー山脈のほぼ全域を管理している土地管理局は、山脈の北部と中部に2つの自然研究区を設置している。

北ワー・ワー自然研究区。背景はクリスタル峰。

地質[編集]

ワー・ワー山脈では、新原生代から古生代堆積岩 (石灰岩苦灰岩頁岩砂岩変成した珪岩)の上に、東側斜面では第三紀火山岩 (玄武岩安山岩デイサイト流紋岩凝灰岩)がかぶさっている。山脈の南の端には、連続した衝上断層が堆積岩層に見られる[4]。希少なレッドベリル(赤エメラルド)が商業採掘されている産地として有名である[5]。おそらく、ワー・ワー山脈で最も有名な地質的特徴は、山脈の北側、コンフュージョン山脈との間の峠に近いクリスタル峰である。この峰は古第三紀に形成された流紋岩凝灰岩が風化した残部で、豊富な二重終端水晶が見つかる[4]。ワー・ワー山脈は3000万年前に破局噴火が発生した地で、その際に5,900立方キロメートル以上の噴出物が排出された[6]。さらなる山脈の地質学的特性については、ヒンツェ・デイヴィス地図に詳しい[7]

大衆文化[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "Wah Wah Mountains High Point, Utah". Peakbagger.com. 2013年1月13日閲覧
  2. ^ "Wah Wah Mountains". Peakbagger.com. 2013年1月13日閲覧
  3. ^ Van Cott, J. W., 1990, Utah Place Names, ISBN 0-87480-345-4
  4. ^ a b (Map). |title=は必須です。 (説明)
  5. ^ Thompson, Timothy J.; Keith, Jeffrey D.; Christiansen, Eric H.; Tingey, David G. (May 9, 2002). “Topaz Rhyolite Hosted Red Beryl in the Wah Wah Mountains, Utah: A Genetic Model and Mine Update”. Rocky Mountain - 54th Annual Meeting. The Geological Society of America. オリジナルのSeptember 5, 2008時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080905030442/http://gsa.confex.com/gsa/2002RM/finalprogram/abstract_34377.htm 2008年4月1日閲覧。 
  6. ^ The 36–18 Ma Indian Peak–Caliente ignimbrite field and calderas, southeastern Great Basin, USA: Multicyclic super-eruptions, Geoscience World, オリジナルの2019-12-27時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20191227230427/https://pubs.geoscienceworld.org/geosphere/article-lookup/9/4/864 2019年12月27日閲覧。 
  7. ^ Hintze and Davis, 2002, GEOLOGIC MAP OF THE WAH WAH MOUNTAINS NORTH 30′ x 60′ QUADRANGLE AND PART OF THE GARRISON 30′ x 60′ QUADRANGLE, SOUTHWEST MILLARD COUNTY AND PART OF BEAVER COUNTY, UTAH, ISBN 1-55791-584-9