ワロン人
![]() |
ワロン人(ワロンじん、Wallons)はフランス語(ベルギー・フランス語)、もしくはワロン語などのオイル諸語を母語とするベルギー南部・北フランス系の民族[要検証 ]。ベルギーのワロン地域で多数派を構成する。人口は約400万人。気質は軽快で、権力に抗する気風がある[要出典]。ワロン語はフランス語の一方言と見なされる場合があり、風俗もフランスと似かよっている。宗教は伝統的にカトリックが多い。また社会党の勢力が強い。
フラマン語(オランダ語)を母語とするフランデレン地域のフラマン人との対立が歴史的に続いている。第二次世界大戦中、一部のワロン人はベルギーを占領したドイツに与し第28SS義勇擲弾兵師団として共産勢力と戦った。戦後、国王レオポルド3世の復位に反対する者が比較的多く、復位支持派の多いフラマン人と対立した。