ワルサーMPL

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Walther Maschinenpistole Lang/Kurz
Walther MPK.svg
ワルサーMPK
概要
種類 短機関銃
製造国 西ドイツの旗 西ドイツ
設計・製造 ワルサー
性能
口径 9mm
銃身長 259mm(MPL)
173mm(MPK)
使用弾薬 9mmパラベラム弾
装弾数 32発
作動方式 オープンボルト
全長 746/462mm(MPL)
659/381mm(MPK)
重量 3.0kg(MPL)
2.83kg(MPK)
発射速度 550発/分
銃口初速 m/s
有効射程 200m(MPL)
100m(MPK)
ワルサーMPLを構えるポルトガル海軍の兵士(1998年)

ワルサーMPドイツ語Walther Maschinenpistole)は、ワルサー社が設計・製造した短機関銃である。長銃身モデルのMPL(Maschinenpistole Lang:langはドイツ語で「長い」を意味する)と短銃身モデルのMPK(Maschinenpistole Kurz:kurzはドイツ語で「短い」を意味する)の2種が存在する。

概要[編集]

1950年代末、西ドイツにおける軍および警察の再武装計画に合わせ、ワルサー社では短機関銃の設計に着手した。この新型短機関銃がワルサーMPL/Kとなり、1963年から量産が始まった[1]

ワルサーMPは軽量かつ高い生産性を誇る短機関銃である。主要部分はプレス成形された薄いスチール板で構成され、折畳式の銃床は鉄パイプを折り曲げた軽量なものだった。重心を前方に置いたL型ボルトを組み込むことで全長を抑えている。このボルトはブローバック方式で作動し、射撃はオープンボルトの状態から行われる。安全装置を兼ねた3点式(安全、単発、連発)のセレクタレバーは銃の左右どちらからでも操作することができた[1]

ドイツ国内では一部の警察機関が採用したほか、諸外国への輸出も行われた。しかし売上は振るわず、1983年には製造が中止された[2]。最終的な生産数は27,000丁ほどだった[3]

主な採用国[編集]

登場作品[編集]

漫画・アニメ[編集]

ゲーム[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 床井 2013, p. 275.
  2. ^ a b Walther MPL and MPK submachine guns (Germany)”. world.guns.ru. 2015年9月8日閲覧。
  3. ^ Bestandsaufnahme in Sachen HK MP5:MP Fünf(zig) (PDF)”. all4shooters.com. 2015年9月8日閲覧。

参考文献[編集]

  • 床井雅美 『オールカラー最新軍用銃事典』 並木書房、2013年ISBN 4890633030

関連項目[編集]

外部リンク[編集]