ロクビリエール

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Roquebillière


地図
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏
(département) アルプ=マリティーム県
(arrondissement) ニース郡
小郡 (canton) ロクビリエール小郡
INSEEコード 06450
郵便番号 06103
市長任期 ジェラール・マンフレディ
2008年 - 2014年
自治体間連合 (fr) メトロポール・ニース・コート・ダジュール
人口動態
人口 1636人
2008年[1]
人口密度 63人/km2
住民の呼称 Roquebilliérois
地理
座標 北緯44度01分11秒 東経7度18分43秒 / 北緯44.0197度 東経7.3119度 / 44.0197; 7.3119座標: 北緯44度01分11秒 東経7度18分43秒 / 北緯44.0197度 東経7.3119度 / 44.0197; 7.3119
標高 平均:m
最低:0 m
最高:500 m
面積 25.92km2 (2 045 mha)
Roquebillièreの位置(フランス内)
Roquebillière
Roquebillière
公式サイト Site officiel
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ロクビリエール (Roquebillière)は、フランスプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏アルプ=マリティーム県コミューン

地理[編集]

ロクビリエールはヴェシュビー川の心臓部に位置するコミューンである。北は標高1813mのケイラ峰、西は隆起したシルール山の先端(2053m)、そしてシルール山の峰(2018m)と接する。

経済[編集]

コミューンは、4月から10月までオープンしている温泉地、ベルトモン=レ=バンを抱えている。

ロクビリエールは何年にもわたって、ロクビリエール水力発電所によって電気をまかなっている。

歴史[編集]

ロクビリエールの名は、『ミツバチの岩』を意味するRoccabelleraから派生した。ロクビリエールは566年、614年の地震、1564年と1926年の地滑り、1094年、1743年、1789年のヴェシュビー川洪水といった様々な災害にあっている。1494年6月23日に発生した大地震は、ロクビリエールとラントスク川の谷を崩壊させた。

ナポリ女王ジャンヌの死後の継承戦争後、1388年9月28日、ロクビリエールはヴァール川左岸の町と同様に、サヴォイア家へのニース割譲によって、サヴォイア家の宗主権下に入った。その後形成されたニース伯爵領に含まれた。

1691年から1696年まで、1706年から1708年まで、フランスはロクビリエールを占領している。1764年、ペスト流行が町を襲った。1796年にフランスがニース伯爵領を併合すると、ロクビリエールは小郡の所在地となった。最終的にフランス領となったのは1860年である。

6世紀以来、6度の河川氾濫で土砂崩れに見舞われている。まちは同じ場所に何度も再建された。1926年11月24日に発生した地滑りが最後となった。住民の大半が、15世紀には教会が既にあった、川の右岸にある高層の住宅が立ち並ぶ古い村から逃げたのである。旧村(Le vieux village)にはまだ住民が暮らしている。

農村の人口流出にもかかわらず、ロクビリエール人口は比較的安定して推移している。

人口統計[編集]

1962年 1968年 1975年 1982年 1990年 1999年 2006年
1 377 1 426 1 336 1 504 1 539 1 467 1 614

参照元:INSEE[2]

姉妹都市[編集]

脚注[編集]