レーザー誘導爆弾

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レーザー誘導爆弾

レーザー誘導爆弾は、レーザー誘導によって標的へ誘導する爆弾である。

概要[編集]

精密誘導兵器の一種で、一般的には建物や低速で移動する標的に対して使用される。 誘導爆弾の開発は各国で行われているが、アメリカ合衆国が実戦使用数の面から先行している。

誘導爆弾とミサイルとの違いは、基本的にはロケットエンジンなどの推進装置があるかどうかであるが、アメリカ軍では推進装置のついていないAGM-62 ウォールアイAGM-154 JSOWなども空対地ミサイルに分類されており、その境界は曖昧である。

誘導方法[編集]

レーザー目標指示装置から標的に対して照射されたレーザー光が反射した光束を誘導装置の検出部が捕捉して操舵翼を動かす。

GPS/INS誘導爆弾と比較してレーザー誘導爆弾の方が命中精度が高く、レーザー誘導爆弾で一般的な命中率を持つペイブウェイIICEP(半数必中界)が数mであるのに対して、GPS/INS誘導爆弾であるJDAMのCEPは、GPS/INS併用時では13m、INSのみの場合では30mとなっている。

GPS誘導方式では爆弾投下前にあらかじめ目標の正確な座標を爆弾(正確にはその誘導部)にセットする必要があるが、レーザー誘導爆弾ではその作業は不要ではあるものの、投下後命中するまでレーザー光を照射し続けなければならない。また、豪雨などの天候、視界不良によっても制限される。

関連項目[編集]

脚注[編集]