リュウキュウコマツナギ
| リュウキュウコマツナギ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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 リュウキュウコマツナギ
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| 分類（APG IV） | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Indigofera zollingeriana Miq. | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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Indigofera kotoensis Hayata | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| リュウキュウコマツナギ、 コウトウコマツナギ |
リュウキュウコマツナギ（琉球駒繋[1]、学名：Indigofera zollingeriana[2]）はマメ科コマツナギ属の常緑低木。Indigofera kotoensis var. liukiuensisはシノニム。
特徴[編集]
高さ0.5–2 m。葉は長さ10–18 cm、奇数羽状複葉で互生する。側小葉はほぼ対生、5–8対。小葉は長さ3–5 cm、幅1–1.8 cmと大きい。花は長さ8–9 mmで、深い紅色。花を密につけた長さ8–15 cmの総状花序を葉腋から直立させ、春から初夏にかけて咲く。豆果は線形で長さ2–4 cm、直径約4 mmで、中に5–10個の種子が入る。莢は冬まで長く残る[1][3][4][5][6][7]。
分布と生育環境[編集]
沖縄県先島諸島の下地島[8]、石垣島、竹富島、小浜島、新城島、西表島。国外では台湾、中国、東南アジアからニューカレドニア島などに分布。沿海地の林縁や岩場に生える[1][3][4][5][6]。
利用[編集]
八重山諸島では草木染めの材料として用いられることがある[8][9][10]。
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “リュウキュウコマツナギ”. BG Plants 和名－学名インデックス (YList). 2024年2月17日閲覧。
- 大川, 智史、林, 将之『琉球の樹木』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024。 【106頁】
- 初島, 住彦、中島, 邦雄『琉球の植物』講談社、東京都文京区、1979年。
- 初島, 住彦『琉球の植物』沖縄生物教育研究会、那覇市、1975年。
- 遠藤, 泰彦「リュウキュウコマツナギ」『植物の世界』 4巻、朝日新聞社、東京〈朝日百科〉、1997年、312頁。ISBN 9784023800106。
- 大橋, 広好「リュウキュウコマツナギ」『日本の野生植物 木本 I』平凡社、東京、1989年。ISBN 4582535046。
- 横田, 昌嗣、阿部, 篤志、佐藤, 宣子「宮古諸島から新たに見つかった維管束植物」（PDF）『宮古島市総合博物館紀要』第20号、2016年、121–128頁、2024年2月17日閲覧。
- 小橋川, 順市『沖縄－島々の藍と染色』染織と生活社、京都市、2004年。
- 辻, 貴志「沖縄県八重山郡小浜島の民俗植物学」（PDF）『民俗文化』第32号、2020年、1–53頁、2024年2月17日閲覧。
外部リンク[編集]
- リュウキュウコマツナギ 国立科学博物館 琉球の植物データベース
- リュウキュウコマツナギ（琉球駒繋ぎ） うちなー通信
- リュウキュウコマツナギ（琉球駒繋） 野の花賛花