ラット・フェルレフ・スタディオン

ラット・フェルレフ・スタディオン; Rat Verlegh Stadion
	; 2013年のスタジアム
施設情報
所在地	オランダブレダ
位置	北緯51度35分44秒東経4度45分1秒 / 北緯51.59556度東経4.75028度座標: 北緯51度35分44秒東経4度45分1秒 / 北緯51.59556度東経4.75028度
起工	1995年
開場	1996年8月11日
修繕	2008年-2010年
所有者	ブレダ市
運用者	NACブレダ
グラウンド	天然芝
ピッチサイズ	105m × 68m
建設費	1,320万ユーロ
設計者	ブーロ・ストーレン
旧称
	富士フィルム・スタディオン (1996年-2003年); MyComスタディオン (2003年-2006年)
使用チーム、大会
	NACブレダ (1996年-); UEFA欧州女子選手権2017
収容人員
	19,000人

ラット・フェルレフ・スタディオン（Rat Verlegh Stadion）は、オランダ・北ブラバント州ブレダにあるサッカー専用スタジアム。NACブレダがホームスタジアムとして使用している。

概要[編集]

スタジアム周辺は企業のオフィスや商業施設が集中しており、スタジアム南側のスーパーマーケットである「Jumbo Foodmarkt」とは駐車場を共有しているため、スタジアムから出てすぐ隣に隣接している。

1996年の開場から12年が経過した2008年に2年をかけてスタジアムの拡張工事が行われた。北側のゴール裏スタンドにあった立ち見席のエリアを拡大させて収容人数を19,000人へと増加させ、そのほか老朽化した施設に修繕を施した^[1]。

スタジアム名はNACブレダの黎明期に活躍し、オランダ代表でもプレーしたアントーン・フェルレフ（オランダ語版）から取られている。また、スタジアムが開場した1996年から2003年までは日本の企業である富士フィルムが命名権を買収し、富士フィルム・スタディオン (Fujifilm-stadion)と命名されていた^[2]。

スタジアム初の国際Aマッチは2002年2月12日のトルコ代表対エクアドル代表の試合で行われ、エクアドル代表が1-0で勝利した^[3]。

2017年7月から8月にかけてはUEFA欧州女子選手権2017の会場の一つとなり、準決勝を含む合計5試合が戦われた^[4]。

日付	ホームチーム	結果	アウェーチーム	ラウンド
2002年2月12日	トルコ	0-1	エクアドル	親善試合

日付	ホームチーム	結果	アウェーチーム	ラウンド
2017年7月17日	ドイツ	0-0	スウェーデン	グループB
2017年7月20日	ノルウェー	0-2	ベルギー	グループA
2017年7月23日	イングランド	1-0	スペイン	グループD
2017年7月26日	スイス	1-1	フランス	グループC
2017年8月3日	デンマーク	0-0 (3-0 p.)	オーストリア	準決勝

日付	ホームチーム	結果	アウェーチーム	ラウンド
2017年6月9日	オランダ	0-1	日本	アルガルヴェ・カップ2017
2018年10月5日	オランダ	2-0	デンマーク	2019 FIFA女子ワールドカップ・予選
2020年11月27日	オランダ	0-2	アメリカ合衆国	親善試合
2020年12月1日	オランダ	6-0	コソボ	UEFA欧州女子選手権2022予選

^ “Dutch announcement second phase” (オランダ語). NAC Breda (2011年7月22日). 2023年4月5日閲覧。
^ “Rat Verlegh Stadion” (オランダ語). NAC Breda. 2023年4月5日閲覧。
^ “Turkey v Ecuador, 12 February 2002”. 2023年4月5日閲覧。
^ “Netherlands to host UEFA Women's EURO 2017”. UEFA.com (2013年12月4日). 2023年4月5日閲覧。