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ラインムート第1彗星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラインムート第1彗星
30P/Reinmuth
仮符号・別名 1928 D1, 1928 I, 1928a
1934 V1, 1935 II, 1934b
1950 IV, 1949f
1958 II, 1957e
1965 V, 1965a
1973 IV, 1972i
1980 VIII, 1979j
1988 VI, 1987r
1994p[1]
分類 周期彗星
発見
発見日 1928年2月22日[2]
発見者 カール・ラインムート[2]
軌道要素と性質
元期:TDB 2456183.5(2012年9月13.0日)
軌道長半径 (a) 3.7741 au[1]
近日点距離 (q) 1.8810 au[1]
遠日点距離 (Q) 5.6672 au[1]
離心率 (e) 0.5016[1]
公転周期 (P) 7.33 [1]
軌道傾斜角 (i) 008.13 °[1]
近日点引数 (ω) 013.146 °[1]
昇交点黄経 (Ω) 119.728 °[1]
平均近点角 (M) 117.923 °[1]
前回近日点通過 2017年8月19日[3]
次回近日点通過 2024年8月17日[3]
最小交差距離 0.895 au(地球)[1]
0.159 au(木星)[1]
ティスラン・パラメータ (T jup) 2.837[1]
物理的性質
直径 7.8 km[1]
絶対等級 (H) 13.6(+コマ[1]
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ラインムート第1彗星(30P/Reinmuth)は、1928年2月22日にハイデルベルクケーニッヒシュトゥール天文台カール・ラインムートによって発見された太陽系周期彗星である。

最初に行われた軌道の計算で、周期25年とされたが、後に7年に修正され、1915年に失われたテイラー彗星と同一のものではないかと疑われた。しかしジョージ・ファン・ビースブルックによる再計算で、これらは別のものであると確定された[2]

1935年の接近の際は良い条件での観測が出来なかったが、1937年に木星付近を通過し、近日点距離と公転周期が大きくなった。計算ミスにより1942年の回帰は観測されなかったが、それ以来は回帰のたびに毎回観測されている[2]

は直径7.8kmと推定されている[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 30P/Reinmuth 1”. Small-Body Database Lookup. Jet Propulsion Laboratory. 2022年1月20日閲覧。
  2. ^ a b c d Kronk, Gary W.. “30P/Reinmuth 1”. cometography.com. 2022年1月20日閲覧。
  3. ^ a b 木下一男 (2018年7月8日). “30P/Reinmuth”. 2022年1月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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