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ミタリ急行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミタリ急行
ミタリ急行の系統表示板(2021年撮影)
ミタリ急行の系統表示板(2021年撮影)
インドの旗 インド
バングラデシュの旗 バングラデシュ
運行者 インド鉄道
バングラデシュ鉄道
列車種別 急行列車
始発 ニュー・ジャルパイグリー・ジャンクション駅英語版
終着 ダッカ・カントンメント駅英語版
運行頻度 週2往復
列車番号 13132 / 13131
使用車両 客車 LHB客車
運行開始 2022年
軌間 1,676 mm
備考 主要数値は[1][2][3][4]に基づく。
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ミタリ急行英語: Mitali Expressベンガル語: মিতালী এক্সপ্রেস)は、インドバングラデシュの間を結ぶ国際急行列車で、2022年から営業運転を開始した[1]

概要[編集]

インドバングラデシュを結ぶ国際列車には、コルカタダッカを結ぶマイトリー急行、コルカタとクルナを結ぶバンダン急行が存在する。これに加え、バングラデシュ独立50周年およびバングラデシュの初代首相であったムジブル・ラフマンの生誕100周年を記念する形で、3番目の国際列車を運行する旨が、2021年にインドのナレンドラ・モディ首相とバングラデシュのシェイク・ハシナ首相によって発表された。ただし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、実際の営業運転開始は1年後の2022年6月1日となった。列車愛称は4つの候補からチェイク・ハシナ首相が選ぶ形で決定されており、ベンガル語で「交友」を意味する[1][2][5]

インドの都市・シリグリにあるニュー・ジャルパイグリー・ジャンクション駅英語版から国境駅であるチラハティ駅英語版を経由し、バングラデシュの首都・ダッカに位置するダッカ・カントンメント駅英語版までの間、合計524 kmを結ぶ。バングラデシュ方面は日曜日水曜日、インド方面は月曜日木曜日に運行する[1][2][3]

編成は10両編成で、うち2両は電源緩急車で、残りの8両は乗客が利用可能な客車となっている。また、座席車のうち4両は冷房1等寝台車(AC First Class)、4両は冷房座席車(AC Chair Car)である。牽引機関車は全区間ともディーゼル機関車である[1][2][3]

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e PM Modi, Hasina jointly launch new passenger train between India and Bangladesh”. India TV (2021年3月27日). 2024年7月7日閲覧。
  2. ^ a b c d New Jalpaiguri-Dhaka Mitali Express flagged off”. Times of India (2022年6月1日). 2024年7月7日閲覧。
  3. ^ a b c Mitali Express: Third India-Bangladesh passenger train to run from today. Fare, other details”. Livemint (2022年6月1日). 2024年7月7日閲覧。
  4. ^ Reinstating friendship bond between India & Bangladesh”. Press Information Bureau, Ministry of Railways (2022年6月1日). 2024年7月7日閲覧。
  5. ^ Mitali Express for Jalpaiguri on Monday, Thursday”. Daily Bangladesh (2021年3月21日). 2024年7月7日閲覧。