ミカエル・レヴィナス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ミカエル・レヴィナス(Michaël Levinas、1949年4月18日 - )は、フランス作曲家およびピアニスト[1]

著名な倫理学エマニュエル・レヴィナスの息子。1949年パリに生まれる。パリ国立高等音楽院において、オリヴィエ・メシアンの分析クラスにて学ぶ。ジェラール・グリゼートリスタン・ミュライユ等と共に演奏団体アンサンブル・イティネレールを設立しその責任者を務め、スペクトル音楽の方向性の確立に関与した。現在は母校にて、当時の師と同じ、分析クラスの教授を務める。

彼にとっての全ての器楽曲は舞台音楽としての次元で書かれている。つまり演技や身振りについての考察と言える。

ピアニストとしても活動しており、レパートリーはクラシックから近現代音楽に至るまで幅広く取り上げている。バッハ平均律クラヴィーア曲集の全曲、ベートーヴェンピアノソナタ全集、スクリャービンの練習曲全集、自作の練習曲とリゲティの練習曲第1巻のカップリングをAdèsレーベルに、またフランクのピアノ五重奏曲(ショーソンの弦楽四重奏曲とカップリング)をナクソスに録音している。

2009年フランス学士院芸術アカデミー(作曲部門、座席番号3)の会員に選出された。

妻は音楽哲学者のダニエル・コーエン=レヴィナスである。ミカエル・レヴィナスをはじめ、ジェラール・グリゼーなどスペクトル楽派に関する著作を多数発表している。

代表作品[編集]

  • アルシスとテシス、または息の歌 Arsis et Thésis, ou la chanson du souffle バスフルート・ソロ (1971)
  • 呼びかけ Appels 11人の奏者のための室内楽 (1977)
  • 鳥の会議 La Conférence des oiseaux 音楽劇 (1985)
  • 接頭辞 Préfixes 管弦楽曲 (1991)

ほか多数

関連項目[編集]


脚注[編集]

  1. ^ 88 notes pour piano solo, ジャン=ピエール・ティオレ, Neva Ed., 2015, 52. ISBN 978 2 3505 5192 0

外部リンク[編集]