エルネスト・ショーソン
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エルネスト・ショーソン Ernest Chausson | |
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1885年撮影 | |
基本情報 | |
生誕 |
1855年1月20日 フランス帝国、パリ |
死没 |
1899年6月10日(44歳没) フランス共和国イヴリーヌ県リメー |
学歴 | パリ音楽院 |
ジャンル | ロマン派 |
職業 | 作曲家 |
アメデ=エルネスト・ショーソン(ショソン、Amédée-Ernest Chausson, 1855年1月20日 - 1899年6月10日)は、フランスの作曲家。交響曲、室内楽、歌曲、歌劇など幅広い分野での作曲を手がけた。
41歳(1896年)のときに作曲したヴァイオリンと管弦楽のための『詩曲』が群を抜いて有名だが、『交響曲変ロ長調』や『愛と海の詩』(Le Poème de l'amour et de la mer)、『ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調』 (「コンセール」)も頻度は少ないものの演奏機会がある。
生涯
[編集]パリ出身。はじめは法律を学んでいたが、24歳でパリ音楽院に入り、マスネ、セザール・フランクに作曲を学ぶ。しかし一年で退学し、その後はフランクに師事する一方でバイロイトにしばしば行き、ワーグナーの影響を強く受ける。
1886年にサン=サーンスが組織したフランス国民音楽協会に参加したため作曲のペースは落ちたが、細々と作曲を続けた。パリ郊外のイヴリーヌ県リメーの別荘で自転車事故により44歳で死去し、ペール・ラシェーズ墓地に埋葬された。彼の死により作曲中だった「弦楽四重奏曲」は全4楽章中3楽章の途中までの未完の絶筆となり、友人のヴァンサン・ダンディが補筆・出版した。
主な作品
[編集]詳細は「ショーソンの楽曲一覧」を参照
- 7つの歌 (作品2) 歌曲
- ピアノ三重奏曲ト短調(作品3)
- 交響詩『ヴィヴィアーヌ』 (作品5)
- 4つの歌 (作品8) 歌曲
- ヴェーダ讃歌 (作品9) 合唱曲
- 森の静けさ (作品10) 管弦楽
- 2つの二重唱曲 (作品11)
- 4つの歌 (作品13) 歌曲
- 隊商 (作品14) 歌曲
- 婚礼の歌 (作品15) 歌曲
- ミアルカの歌 (作品17) 歌曲
- 愛と海の詩(作品19) 独唱と管弦楽
- 交響曲変ロ長調 (作品20)
- ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲ニ長調 (作品21) - コンセールと通称されることもある
- 歌劇『アルテュス王』(アーサー王) (作品23)
- 温室 (作品24)
- 詩曲 (作品25) ヴァイオリンと管弦楽
- いくつかの舞曲 (作品26) ピアノ
- 3つの歌 (作品27) 歌曲
- シェイクスピアの歌 (作品28) 歌曲
- ピアノ四重奏曲イ長調(作品30)
- 交響詩『祭りの夕べ』 (作品32)
- クリスマス・ツリーに (作品33) 歌曲
- 2つの詩 (作品34) 歌曲
- 弦楽四重奏曲ハ短調 (作品35) - 未完の絶筆。
- 2つの歌 (作品36) 歌曲
- 終わりなき歌 (果てしなき歌)(作品37) 歌曲
- 風景(作品38) ピアノ
- 小品ハ長調 (作品39) チェロとピアノ
リンク
[編集]参考文献
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