マーガレット・D・フォスター
| マーガレット・D・フォスター Margaret D. Foster | |
|---|---|
 実験室で働くマーガレット・D・フォスター（1919年） | |
| 生誕 |
1895年3月4日 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ |
| 死没 |
1970年11月5日（75歳） アメリカ合衆国メリーランド州シルバースプリング |
| 国籍 | アメリカ合衆国 |
| 研究機関 |
米国地質調査所 マンハッタン計画 |
| 出身校 |
イリノイ大学 ジョージ・ワシントン大学 アメリカン大学 |
| 主な業績 |
米国地質調査所で働く最初の女性化学者 マンハッタン計画 |
| プロジェクト:人物伝 | |
マーガレット・ドロシー・フォスター（英語：Margaret Dorothy Foster、1895年3月4日 – 1970年11月5日）は、アメリカ合衆国の化学者。米国地質調査所で働く最初の女性化学者であり、マンハッタン計画にも取り組んだことで知られる。
生涯・経歴[編集]
1895年3月4日にイリノイ州シカゴに父のジェームズ・エドワード・フォスターと母のミニー（マッコーリー）フォスターの間に生まれた。イリノイ大学、ジョージ・ワシントン大学、アメリカン大学を博士号を取得して卒業した[1]。
1918年から、米国地質調査所で働く最初の女性化学者となり、自然に発生する水域内のミネラルを検出する方法を開発した[2]。1942年に、マンハッタン計画でロジャー・C・ウェルズの下で化学・物理学局（Chemistry and Physics Section）で働き、ウラン用とトリウム用の2つの新しい定量分析技術を開発した[3]。戦後、米国地質調査所に戻り、粘土鉱物と雲母の化学を研究した。1965年3月に引退した[2]。
メリーランド州シルバースプリングのホーリークロス病院で75歳で死去した[1]。
出版物[編集]
- Foster, Margaret D. (1938). “The chemist at work. IX. The chemist in the water resources laboratory”. Journal of Chemical Education 15 (5): 228. Bibcode: 1938JChEd..15..228F. doi:10.1021/ed015p228.
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- “Margaret D. Foster (1895-1970) | Smithsonian Institution Archives”. siarchives.si.edu. 2014年3月18日閲覧。