マルバオモダカ属

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マルバオモダカ属
マルバオモダカ
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: オモダカ目 Alismatales
: オモダカ科 Alismataceae
: マルバオモダカ属 Caldesia
学名
Caldesia Parl.

本文参照

マルバオモダカ属(マルバオモダカぞく、Caldesia)は、オモダカ科の属。現生種が3種(分類によっては4種)と、化石種が知られている。すべて抽水植物で、丸い浮葉をつける。日本にはマルバオモダカの1種が生息している。

名称[編集]

属名の Caldesia は、イタリア植物学者ロドヴィコ・カルデシLodovico Caldesi)にちなんだものである[1]。和名のマルバオモダカ属は、丸い葉を持つオモダカの意である。

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以下の種が知られている。


また、これらとは別にウキマルバオモダカ(Caldesia reniformis)という種を認める考えもあるが、マルバオモダカの一形態でありシノニムだと考えられている[2]

脚注[編集]

  1. ^ D. Gledhill「The names of plants」(2008年、Cambridge University Press) p.84
  2. ^ a b 角野康郎「日本水草図鑑」(1994年文一総合出版)p.17
  3. ^ Samuli Lehtonen (2009) Systematics of the Alismataceae—A morphological evaluation, Aquatic Botany 91 4, 279-290

関連項目[編集]