マルセロ・ナシメント・ダ・コスタ

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この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓（母方の姓）はナシメント、第二姓（父方の姓）はダ・コスタです。
マルセリーニョ
名前
本名 マルセロ・ナシメント・ダ・コスタ
ラテン文字 Marcelo Nascimento da Costa
ブルガリア語 Марсело Насименто да Коща
基本情報
国籍  ブルガリア
ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1984-08-24) 1984年8月24日（39歳）
出身地 アマゾナス州マナカプル
身長 177cm
体重 70kg
選手情報
ポジション MF(AMF)
利き足 右足
ユース
2001-2002 ブラジルの旗 リオ・ネグロ
2002-2004 ブラジルの旗 サンパウロ
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2005 ブラジルの旗 カスカヴェウ
2006 ブラジルの旗 サンタクルゼンセ
2007 ブラジルの旗 サンカエターノ
2008 ブラジルの旗 カタンドゥヴェンセ
2008-2009 アラブ首長国連邦の旗 アル・ナスル 12 (0)
2010 ブラジルの旗 モジミリン 15 (0)
2010-2011 ブラジルの旗 ブラガンチーノ 41 (5)
2011-2020 ブルガリアの旗 ルドゴレツ・ラズグラド 234 (75)
2020-2021 ブラジルの旗 ヴィトーリア 26 (1)
2021 ブラジルの旗 マナウス 9 (1)
2021-2022 ブラジルの旗 オペラリオ
代表歴
2002-2003  ブラジル U-20
2016-2019  ブルガリア 11 (2)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

マルセリーニョ（Marcelinho、Марселиньо）ことマルセロ・ナシメント・ダ・コスタ（ポルトガル語: Marcelo Nascimento da Costa、ブルガリア語: Марсело Насименто да Коща、1984年8月24日 - ）は、ブルガリアとブラジルの元サッカー選手。元ブルガリア代表。現役時代のポジションはMF。

クラブ歴[編集]

サンパウロFCの下部組織に在籍したがトップチーム昇格は出来なかった。2005年にFCカスカヴェウに加入し選手となった。その後、AEサンタクルゼンセ、ADサンカエターノ、グレミオ・カタンドゥヴェンセ・ジ・フチボウを経てアラビアン・ガルフ・リーグのアル・ナスルSCに加入[1]。

翌年再びブラジルに戻りモジミリンECに所属、カンピオナート・パウリスタで15試合に出場した[2]。7月にCAブラガンチーノに移籍[3]、7月31日に移籍後初出場、その後カンピオナート・ブラジレイロ・セリエBで合計24試合4得点を記録した[4]。翌年のカンピオナート・パウリスタでは17試合1得点であった[5][6]。

2011年5月12日にPFCルドゴレツ・ラズグラドに3年契約で加入、背番号は84番を与えられた[7]。8月6日にデビューし、同月20日に初得点を記録。2012年5月16日に行われたブルガリア・カップ決勝ではMoMに選出された[8]。この試合では1点をリードされた後半に立て続けに彼が2得点し逆転勝利でタイトルを掴んだ。翌シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ 2012-13 予選のNKディナモ・ザグレブ戦で得点し国際クラブサッカー初得点を記録した。2013年12月19日に同年の最優秀外国人選手賞を受賞[9]。UEFAチャンピオンズリーグ 2014-15 グループリーグでは開始6分で前回王者のレアル・マドリードから得点を奪う大活躍を見せたが、試合は1-2で敗れた[10]。その数日後に1年契約を延長し、2016年までとした[11]。2015年4月19日にルドゴレツ・ラズグラド移籍後100試合を記録。2017年10月1日にはブルガリアプロサッカーリーグで57得点目を記録し、マルキーニョスの持っていた他国出身選手最多得点記録を更新した[12]。

代表歴[編集]

2013年1月24日にブルガリアに帰化。これによって居住年数を満たせばブルガリア代表として出場出来る事となり、彼はインタビューでブルガリア代表として出場できる事を幸せだと述べた[13][14]。

2016年3月7日にポルトガル代表、マケドニア共和国代表との親善試合に臨むブルガリア代表メンバーに招集された[15]。ポルトガル代表戦で初出場初得点を記録し、試合も彼の得点で1-0とし勝利した[16]。同年6月3日に行われた日本代表とのキリンカップサッカー2016では偶然にもモジミリン時代にチームメイトであった酒井宏樹と再会、酒井を驚かせた[17]。

家族[編集]

弟のグスタヴォもサッカー選手。

参考文献[編集]

  1. ^ “UAE League Professional 2008/2009”. goalzz.com. 2017年2月13日閲覧。
  2. ^ “Marcelinho Statistics 2010”. zerozero.pt. 2010年7月31日閲覧。
  3. ^ “Bragantino contrata mais dois reforços”. blogdoloredo.blogspot.com (2010年7月27日). 27 July 2010language=Portuguese閲覧。
  4. ^ “Bragantino 0-2 Ponte Preta”. Zerozero.pt (2010年7月31日). 2010年7月31日閲覧。
  5. ^ “Marcelinho Statistics 2011”. Esporte.ig.com.br. 2011年3月19日閲覧。
  6. ^ “Bragantino 2-1 Santos”. zerozero.pt (2011年3月19日). 2011年3月19日閲覧。
  7. ^ “Лудогорец стартира с грандиозната селекция” (Bulgarian). sportal.bg (2011年5月12日). 2011年5月12日閲覧。
  8. ^ “Ludogorets clinch maiden Bulgarian Cup”. uefa.com (2012年5月16日). 2012年5月16日閲覧。
  9. ^ “Марселиньо бе избран за Най-добър чужденец в А група” (Bulgarian). corner.dir.bg (2013年12月19日). 2013年12月19日閲覧。
  10. ^ “Real Madrid recover to down dogged Ludogorets”. uefa.com (2014年10月1日). 2014年10月1日閲覧。
  11. ^ “Марселиньо преподписа с Лудогорец” (Bulgarian). novsport.com (2014年10月7日). 2014年10月7日閲覧。
  12. ^ “Треньорът на "Лудогорец" се примоли за Мисиджан. Марселиньо вече е най-резултатният чужденец в българското първенство” (Bulgarian). segabg.com (2017年10月3日). 2017年12月31日閲覧。
  13. ^ “Марселиньо и Кишада готови за национали - взеха български паспорти” (Bulgarian). corner.dir.bg (2013年1月24日). 2013年1月24日閲覧。
  14. ^ “Лудогорец си уреди двама "нови българи"” (Bulgarian). topsport.bg (2013年1月24日). 2013年1月24日閲覧。
  15. ^ Петев обяви футболистите за Португалия и Македония - интересни имена попаднаха в списъка
  16. ^ “Portugal 0–1 Bulgaria”. bbc.com (2016年3月25日). 2016年3月25日閲覧。
  17. ^ 塚越始 (2016年6月5日). “これも『アモーレの奇跡』だ。留学時の親友と“あり得ない”再会。酒井宏樹が人生で最も驚く”. サッカーダイジェスト. 2018年8月21日閲覧。

外部リンク[編集]

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