マビノ×スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
マビノ×スタイル
対応機種 PlayStation 2
発売元 KID
ジャンル 恋愛シミュレーションゲーム
発売日 2005年4月28日
レイティング CEROC(15才以上対象)
コンテンツアイコン セクシャル
キャラクター名設定 不可
エンディング数 1
セーブファイル数 32
メディア DVD-ROM1枚
キャラクターボイス あり(アニメーション部のみ主人公声あり)
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード なし
メッセージスキップ あり
オートモード あり

マビノ×スタイル』は2005年4月28日KIDが発売した恋愛シミュレーションゲーム

概要[編集]

ゲーム内で挿入されるアニメーションなどはJ.C.STAFFが担当しており、KIDとJ.C.STAFFのタッグにより制作された作品ということができる。CEROレーティング15才以上対象。

当初からメディアミックス展開を視野に入れた作品であり、作品名の「スタイル」という語には「ゲームだけではない、新しいスタイルでのコンテンツを表現する」という意味が込められている[1]。しかし漫画や小説は刊行されたもののアニメ化は達成できず、本作の世界を舞台としたさらなる作品(RPGやネットゲーム)も実現することはなかった。

ゲームシステム[編集]

本作では魔法の鍛錬を行うシミュレーションパートと、ヒロインたちとの会話などが行われるアドベンチャーパートを交互に繰り返しながらストーリーが進行していく。ストーリーの進行はシミュレーションパートで一定のフラグ(主に当該シナリオのメインヒロインに対する好感度)が立つことにより進行する。

シミュレーションパートにおいては、1か月間の予定として以下の6系統の中から週単位で鍛錬を行う魔法を選択する。そのスケジュールに応じて、鍛錬を行った系統の経験値が増加し、レベルが上がるごとに後述するアドベンチャーパートで使用する魔法カードを得る事ができる。

  • 飛行系 - 4種類
  • 予知系 - 6種類
  • 変身系 - 7種類
  • 感応系 - 8種類
  • 召喚系 - 9種類
  • 操作系 - 10種類

シミュレーションパートにおいて一定のフラグが立った場合はアドベンチャーパートにおけるストーリーが進行する。他方、フラグが立たなかった場合は、ヒロインの主人公に対する好感度に影響を与える選択を迫るシミュレーション要素を含むミニエピソードが挿入されて、引き続きシミュレーションパートが繰り返される。

アドベンチャーパートではヒロインたちと会話をしながらストーリーを進めていくことになる。発生するイベントによっては、先述したシミュレーションパートで獲得したカードを選択して使用する場合や、画面上に現れたコマンド(コントローラーのボタン操作)を時間内に入力しなければならない場合がある。

ゲーム中の任意の時点で「デスティニー」の魔法を使うことにより、それまでにたどってきたストーリーの任意の章に戻ることができる。また、選択肢の間違いなどによりいわゆるバッドエンドになった場合にもデスティニーが自動的に発動し、シナリオの開始時点に戻る。どちらの場合も、主人公およびヒロイン達の魔法の熟練度は発動前の値を引き継ぎ、好感度だけがリセットされる。

なお、本作のストーリーは各編におけるメインヒロインの順番は定められているが、その各ヒロインのシナリオが1続きになって全体のストーリーを構成しているため、他のこの系統のゲームにあるようなシナリオの分岐はなく、一本道である。各ヒロインごとのシナリオが終了した段階でシナリオ単位のエンディングが入るが、その後すぐに次のシナリオに進む。この構成は、たとえるならば、アニメーションシリーズの各話の進行に類似している。

ストーリー舞台設定[編集]

ストーリーは地球とは異なる惑星上の、マビノキ魔法学院で展開される。

この惑星では、かつて巨大産業文明が発展し栄華を誇っていたが、約300年前に「妖精事件の夜」と呼ばれる大災害が発生し、この文明は崩壊してしまった。 この災害から人々を救ったのが「トリスメギストスの魔術師」と呼ばれる人たちであり、彼らがこの惑星に魔法文明をもたらした。

マビノキ魔法学院は、「トリスメギストスの魔術師」が創始した魔法学校であり、次元の狭間に存在する。マビノキ魔法学院では、人間は歳をとらず、多くの生徒たちが魔法の修行をしている。本ゲームに登場するヒロインたちも、この学院で魔法の修行をしており、学院の「ギバウス寮」のメンバーである。

本ストーリーでは、主人公と各ヒロインの間で親交を深めながら、この世界の秘密や、主人公の御神楽圭がなぜこの世界に召喚されたかといった謎を追究する展開となる。

登場キャラクター[編集]

御神楽圭(みかぐら けい)
羽多野渉
主人公。理由は不明だがマビノキ魔法学院に召喚されてしまう。
ノゾミ・Guigelf・天織(ノゾミ・ギゲルフ・あまおり)
声:升望
マビノキ魔法学院の創立者、光の魔導師の娘だが魔法の扱いはだめ。魔法を失敗してしまい、なぜか圭を学院に召喚してしまった。
トモミ・Orlin・檜山(トモミ・オーリン・ひやま)
声:生天目仁美
ギバウス寮の寮長。ノゾミのことをいつも気にかけている。寮内での先輩格。
アキラ・Anton・真柴(アキラ・アントン・ましば)
声:渡辺明乃
ハードボイルド志望の自称探偵。寮内に探偵事務所を開いている。
ことり・Nenem・木ノ下(ことり・ネネム・きのした)
声:長谷川静香
引っ込み思案な性格のホムンクルス。圭の事を“イルカさん”と呼ぶ。
ミズキ・Jachin・大神(ミズキ・ヤッキン・おおみわ)
声:辻あゆみ
元気だけが取り柄のトラブルメーカー。
片瀬ヒナノ(かたせ ひなの)
声:伊藤静
御神楽圭と同じ地球人。学院に来る前は魔法と無縁な生活を送っていたのに、学院に来てからは希代とも言われるほどの才能を発揮。
マリィ・Nenem・木ノ下(マリィ・ネネム・きのした)
声:篠原恵美
主人公を含むギバウス寮生の担当の先生。

スタッフ[編集]

関連作品[編集]

書籍[編集]

CD[編集]

  • マビノ×スタイル オリジナルサウンドトラック(ランティス / LACA5388)
  • マビノ×スタイル マビノキドラマシアター〜謎の魔法カード〜(ランティス / LACA5410)

脚注[編集]

  1. ^ 電撃G's magazine』2005年3月号p.55。

外部リンク[編集]