マツカサトカゲ
| マツカサトカゲ | |||||||||||||||||||||||||||
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マツカサトカゲ Tiliqua rugosa | |||||||||||||||||||||||||||
| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Tiliqua rugosa (Gray, 1825)[1][2] | |||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||||||||
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Trachydosaurus rugosus Gray, 1825
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| マツカサトカゲ[3][4][5] | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Pinecone lizard[1][2] Shingleback lizard[1][2] Shingle-Back[1][2] Sleepy Lizard[1][2] Stumpy tail lizard[1][2] |
マツカサトカゲ(Tiliqua rugosa)は、爬虫綱有鱗目トカゲ科アオジタトカゲ属に分類されるトカゲ。生息地はオーストラリア。絶滅危惧種ではないが、トカゲとしては珍しく、母体内で子供を育ててから産む卵胎生、つがいも一生涯のうちひとつなど、人間のような繁殖形態をもつため、ロマンチックなトカゲとしてコレクター人気が高く、密猟、密売による乱獲が懸念されている。
分布
[編集]オーストラリア(クイーンズランド州中部および南部、西オーストラリア州南部、沿岸部を除くニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州南部)[2]
形態
[編集]全長30 - 35センチメートル[4]。
松笠(松ぼっくり)のようなゴツゴツした鱗と、太く短い尾を持ち、ずんぐりとした体型。
分類
[編集]以下の断りのないかぎり分類・分布はUetz et al.(2017)に従う[2]。
- Tiliqua rugosa rugosa (Gray, 1825)
- オーストラリア南西部[1]
- Tiliqua rugosa asper (Gray, 1845)
- オーストラリア東部
- Tiliqua rugosa konowi Mertens, 1958
- 西オーストラリア州のロットネス島[1]
- Tiliqua rugosa palarra (Shea, 2000)
- 西オーストラリア州中西部のシャーク湾周辺[1]
生態
[編集]昆虫、陸棲の貝類、動物の死骸、花、果実などを食べる[3][5]。
繁殖様式は、卵を母体内で孵化させてから幼体として産む卵胎生。1回に1 - 2頭の幼体を産む[5]。1つの個体に対しつがいは1つだけで、一夫一婦制のような関係は生涯におよぶ。
人間との関係
[編集]亜種T. r. konowiはネコによる捕食や違法な採取による影響が懸念されている[1]。
本種の生息地であるオーストラリアは国内に生息する野生動物の輸出を禁止しているため、過去に研究用や動物園での展示用に輸出された個体からの繁殖個体のみが合法的に流通しうる。
一夫一婦制をとるマツカサトカゲは、愛好家の間では「ロマンチスト」とみなされ、プレミアム価格で取引され、それゆえ、オーストラリア現地ではたびたび本種の密輸が摘発されており、日本へ輸入されているものは全て密輸である [6]。
その特徴的な外見から、ツチノコは飼われていた本種が脱走し野生化したものではないかという説もある。
出典
[編集]- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 Sanderson, C., Lloyd, R., Craig, M. & Gaikhorst, G. 2017. Tiliqua rugosa. The IUCN Red List of Threatened Species 2017: e.T109481513A109481530. doi:10.2305/IUCN.UK.2017-3.RLTS.T109481513A109481530.en, Downloaded on 21 January 2018.
- 1 2 3 4 5 6 7 8 Tiliqua rugosa. Uetz, P. & Jirí Hošek (eds.), The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed 15 Oct 2017.
- 1 2 3 海老沼剛 「アオジタトカゲとその近縁種」『エクストラ・クリーパー』No.2、誠文堂新光社、2007年、122-133,144-153頁。
- 1 2 疋田努 「マツカサトカゲ」『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、104頁。
- 1 2 3 4 5 池田純 「マツカサトカゲ」『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』千石正一監修 長坂拓也編著、ピーシーズ、2002年、62頁。
- ↑ 「ダメもとで郵送される命 マツカサトカゲ密輸の悲惨」ナショナルジオグラフィック日本版2021年12月11日