マイケル・グルンスタイン

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マイケル・グルンスタイン
Michael Grunstein
生誕 (1946-08-30) 1946年8月30日
 ルーマニア
死没 2024年2月18日(2024-02-18)(77歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
市民権 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
研究分野 生化学
研究機関 カリフォルニア大学ロサンゼルス校
出身校 マギル大学
エジンバラ大学
主な受賞歴 マスリー賞(2003)
アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(2018)
プロジェクト:人物伝
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マイケル・グルンスタイン(Michael Grunstein、1946年8月30日 - 2024年2月18日[1])はアメリカ合衆国生化学者。カリフォルニア大学ロサンゼルス校デイヴィッド・ゲフィン医科大学院教授。

ルーマニア生まれ。カナダマギル大学学士号を得て、イギリスエジンバラ大学博士号を受けた。スタンフォード大学ポスドク研究員として研究活動をしながら、組換えDNAの細胞群混成化のスクリーニング技術を発明した。 1975年UCLAに移籍したグルンスタインは、酵母ヒストンの遺伝学的解析を開拓し、最初のヒストンが細胞の遺伝子活動を調節することを示した。彼の研究は、真核生物のヒストンコードの解読に啓示を与え、エピジェネティクスの近代的研究の礎を築いた。

2001年には米国科学アカデミー会員、2008年にはアメリカ芸術科学アカデミー会員に選出された。

受賞歴[編集]

著書[編集]

  • (共著)「遺伝子は私たちをどこまで支配しているか―DNAから心の謎を解く」鈴木光太郎 訳 新曜社 2003 ISBN 978-4788508552

脚注[編集]

  1. ^ Michael Grunstein”. www.nasonline.org. 2024年2月22日閲覧。

参照[編集]

外部リンク[編集]