ボートの三人男

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ボートの三人男(ボートのさんにんおとこ、原題 Three Men in a Boat, To Say Nothing of the Dog!)は、ジェローム・K・ジェロームの代表作。

日本語版は、作家丸谷才一訳(中公文庫で新版刊行)と小山太一訳(光文社古典新訳文庫、2018年)がある。

1889年に出版されたユーモア小説で、イングランド西南部のキングストン アポン テムズからオックスフォードまでのボートでのテムズ川の旅が記されている。

当初、この本はユーモア小説ではなく歴史的、地理的な展望書として構想されていた。三人の登場人物は、作者のジェローム自身と2人の友人をモデルに作ってあるが、3人の旅の供になる犬は創作の産物であり、モデルはいない。

モデルとなった友人の1人は後にバークレイズ・バンク取締役になる。

後年、ヨーロッパの自転車旅行を題材に取り上げた『Three Men on the Bummel(自転車の三人男)』(1900年出版)という作品を執筆するが、売上は振るわなかった。なお日本でも、大学等での英文講読テキストに用いられている。

書籍[編集]