ボンカース (アニメ)
![]() |
『ボンカース』(Bonkers)とはアメリカ合衆国で1993年2月28日から1994年2月23日[1]までディズニーチャンネル[2]とシンジケーション(ディズニー・アフターヌーン)で放送されたウォルト・ディズニー・カンパニーのテレビアニメ、および「Raw Toonage」のスピンオフ作品[3]。その後は2004年までトゥーン・ディズニーで放送された。他国でも放送されているものの、日本では放送されていない。
本作はトゥーン・ワールドとリアルズ・ワールドが仲良く暮らす「ハリウッド・シティ」という町を舞台に、この街にあるトゥーン警察本部の警部ボンカースが、探偵のラッキーを相棒に様々な事件を解決する様子を描いている。
登場人物[編集]
- ボンカース・D・ボブキャット
- 声 - ジム・カミングス(オリジナル版)
- 本作の主人公、トゥーン警察の警部。相棒と一緒に謎の事件を解決させている。
- ラッキー・ピクエル
- 声 - ジム・カミングス(オリジナル版)
- トゥーン警察の探偵、ボンカースのコンビを組んでいる。
- ミランダ・ライト
- 声 - カーラ・デヴィート(オリジナル版)
- トゥーン警察の女性警察官。
ボンカーズの友達・共演者[編集]
- ファール・ラビット
- 声 - フランク・ウェルカー(オリジナル版)
- ロジャー・ラビットに似ている。
- フォーン・ディア
- 声 - ナンシー・カートライト(オリジナル版)
- ボンカースと共演したことがあり、愛情もある。
ピクエルの家[編集]
- マリリン・ピクエル
- 声 - シャーリー・リン(オリジナル版)
- ラッキーの娘。脚本家・小説家・芸術家の仕事を完璧に熟している。
ライトの家[編集]
- シャーリー・ライト
- 声 - トレス・マクニール(オリジナル版)
- ニュースリポーター。ミランダの姉でティミーの母。
- ティミー・ライト
- 声 - エリザベス・デイリー(オリジナル版)
- ティミーの息子で、叔母のミランダが育てている。
ロサンゼルス警察[編集]
- レナード・カニフキー
- 声 - アール・ボーエン(オリジナル版)
- ロサンゼルス警察の署長、ボンカーズとラッキーの上司。
- フランシス・Q・グレーティング巡査
- 声 - ロン・パールマン(オリジナル版)
- ロサンゼルス警察の巡査。
その他[編集]
- マッドハッター
- 声 - コーリー・バートン(オリジナル版)
- 映画「ふしぎの国のアリス」の登場人物。
- マーチ・ヘアー
- 声 - ジェシー・コーティー(オリジナル版)
- 映画「ふしぎの国のアリス」に登場するウサギ。
- ジッター・A・ドッグ
- 声 - ジェフ・ベネット(オリジナル版)
- ちょっと神経が変な相棒。
- グランブルズ・グリズリー
- 声 - ロジャー・バンパス(オリジナル版)
- ときどき登場するハイイログマ、テレビアニメ「Raw Toonage」ではボンカーズのボスだった。
- ミッキーマウス
- 声 - ウェイン・オルウィン(オリジナル版)
- ドナルド・ダック
- 声 - トニー・アンセルモ(オリジナル版)
- グーフィー
- 声 - ビル・ファーマー(オリジナル版)
- パパはグーフィーからピート、マックス、PJと共にカメオ出演。
- ルードヴィヒ・フォン・ドレイク教授
- 声 - コーリー・バートン(オリジナル版)
- ダークウィング・ダック
- 声 - ジム・カミングス(オリジナル版)
- 『 ダックにおまかせ ダークウィング・ダック』のキャラクター、ミランダの回に登場することがある。
スタッフ[編集]
- アニメーション制作 - ウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパン、タマ・プロダクション、あにまる屋
- アニメーション制作(海外) - ウォルト・ディズニー・アニメーション・オーストラリア、ケネディ漫画(カナダ)、ソヌアニメーション(韓国)、ワン・フィルム・プロダクション(台湾)、ギマラエスプロダクション(ブラジル)、トゥーンシティアニメーション(フィリピン)、ムービングイメージインターナショナル(フィリピン)、ウォルト・ディズニー・アニメーション・フランス(『If』のみ)
- アニメーション制作協力 - Jade Animation(中国香港)、ライトフット、中村プロダクション、スタジオキャッツ、スタジオロビン、高橋プロダクション、上海モーニングサンアニメーション(中国)、アニメルーム
エピソード[編集]
話数 | 邦題 | 原題 |
---|---|---|
シーズン1 | ||
1 | Trains, Toons and Toon Trains | |
2 | Tokyo Bonkers | |
3 | The Stork Exchange | |
4 | Bobcat Fever | |
5 | The Toon That Ate Hollywood | |
6 | When the Spirit Moves You | |
7 | Fistful of Anvils | |
8 | What You Read Is What You Get | |
9 | Toon for a Day | |
シーズン2 | ||
10-11 | Going Bonkers | |
12 | In the Bag | |
13 | Hear No Bonkers, See No Bonkers | |
14 | Out of Sight, Out of Toon | |
15 | Is Toon Fur Really Warm? | |
16 | Calling All Cars | |
17 | Fall Apart Bomb Squad | |
18 | In Toons We Trust | |
19 | Never Cry Pig | |
20 | Hamster Houseguest | |
21 | The Cheap Sheep Sweep | |
22 | The Day the Toon Stood Still | |
23 | Weather or Not | |
24 | Basic Spraining | |
25 | Once in a Blue Toon | |
26 | Luna-Toons | |
27 | Time Wounds All Heels | |
28 | Poltertoon | |
29 | Hand Over the Dough | |
30 | Tune Pig | |
シーズン3 | ||
31 | New Partners on the Block | |
32 | Witless for the Prosecution | |
33 | Do Toons Dream of Animated Sheep? | |
34 | Quibbling Rivalry | |
35 | Springtime for the Iguana | |
36 | CasaBonkers | |
37 | Love Stuck | |
38 | Of Mice and Menace | |
39 | Dog Day AfterToon | |
40 | The 29th Page | |
41 | Cartoon Cornered | |
シーズン4 | ||
42 | The Good, the Bad, & the Kanifky | |
43 | I Oughta Be in Toons | |
44 | Frame That Toon | |
45 | A Wooly Bully | |
46 | Stay Tooned | |
47 | Color Me Piquel | |
48 | Stand-In Dad | |
49 | Cereal Surreal | |
50 | The Dimming | |
51 | Toon with No Name | |
52 | Get Wacky | |
53 | The Final Review | |
54 | Seems Like Old Toons | |
55 | Miracle at the 34th Precinct | |
56 | Comeback Kid | |
57 | The Greatest Story Never Told | |
58 | Fall Apart Land | |
59 | Imagine That | |
60 | A Fine Kettle of Toons | |
61 | Stressed to Kill | |
シーズン5 | ||
62 | The Rubber Room Song | |
63 | O Cartoon! My Cartoon! | |
64 | If | |
65 | Goldijitters and the 3 Bobcats |
主題歌[編集]
- オープニング『ボンカーズのテーマ』
- 歌:ジム・カミングス
- エンディングではインストゥメンタルで流れており、映像は青い背景にボンカーズの顔が映し出されている。
コラボ作品[編集]
ネット配信[編集]
アメリカのDisney+では2019年11月12日から配信されている。
ゲーム版[編集]
カプコンから『ボンカーズ ハリウッド大作戦!』のタイトルでスーパーファミコン用ゲームソフトがアメリカで1994年12月15日に発売された、日本では1995年1月3日に発売。
ストーリー[編集]
トゥーン・ミュージアムから3つの秘宝が盗まれる事件が発生し、ボンカーズは捜査に乗り出すが、相棒のラッキーが負傷してしまったため、単独での捜査に切り替える。
スタッフ[編集]
脚注[編集]
- ^ Leszczak, Bob (2018) (英語). Single Season Sitcoms of the 1990s: A Complete Guide. McFarland. p. 26. ISBN 978-1-4766-3198-1 2020年2月26日閲覧。
- ^ The Disney Channel Magazine, Vol. 11, no. 2, February/March 1993: pp. 28, 34.
- ^ Perlmutter, David (2018). The Encyclopedia of American Animated Television Shows. Rowman & Littlefield. pp. 87–88. ISBN 978-1538103739