ホロホロチョウ科
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ホロホロチョウ科 | |||||||||||||||||||||
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ホロホロチョウ Numida meleagris
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分類 | |||||||||||||||||||||
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下位分類群 | |||||||||||||||||||||
ホロホロチョウ科(ホロホロチョウか、Numididae)は、鳥綱キジ目に属する科。模式属はホロホロチョウ属。
分布
[編集]形態
[編集]最大種はフサホロホロチョウで全長56cm。種によっては頭部の羽毛が伸長(冠羽)する。
頭部には羽毛がなく皮膚が露出し、種によっては鶏冠がある。
分類
[編集]フサホロホロチョウ属 Acryllium
- Acryllium vulturinum フサホロホロチョウ Vulturine guineafowl
- Agelastes meleagrides ムナジロホロホロチョウ White-breasted guineafowl
- Agelastes niger クロホロホロチョウ Black guineafowl
- Guttera plumifera コカンムリホロホロチョウ Plumed guineafowl
- Guttera pucherani カンムリホロホロチョウ Crested guineafowl
ホロホロチョウ属
- Numida meleagris ホロホロチョウ Helmeted guineafowl
生態
[編集]草原、森林、砂漠などに生息する。地表棲。昼行性で、夜間は樹上で眠る。群れを形成して生活し、ホロホロチョウでは2,000羽以上もの大規模な群れを形成することもある。危険を感じると警戒音をあげたり走って逃げるが、短距離であれば飛翔することもできる。
食性は雑食で、昆虫、節足動物、甲殻類、果実、種子などを食べる。
繁殖形態は卵生。繁殖期になるとオスは縄張りを形成し、群れは離散する。地面を掘り落ち葉や草などを敷いた巣を作り、1回に4-12個の卵を産む。
人間との関係
[編集]食用とされることもあり、ホロホロチョウは生息地以外でも家禽として飼育されることもある。本科の構成種の総称であるguineafowl、guineahenは前者が「ギニアのニワトリ」、後者がメスを指し「ギニアのめん鳥」の意で、家禽の原種であるホロホロチョウがアフリカ西部(ギニア湾)産であることに由来する。
開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数が減少している種もいる。
画像
[編集]-
フサホロホロチョウ
Ac. vulturinum -
ムナジロホロホロチョウ
Ag. meleagrides -
カンムリホロホロチョウ
G. pucherani
参考文献
[編集]- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ6 アフリカ』、講談社、2000年、97、182頁。
- 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥類I』、平凡社、1986年、148-151、154頁。
- 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、102頁。
- 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、127頁。