ペリービル (ミズーリ州)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペリービル
Perryville
ペリー郡内の位置
ペリー郡内の位置
北緯37度43分34秒 西経89度52分18秒 / 北緯37.72611度 西経89.87167度 / 37.72611; -89.87167座標: 北緯37度43分34秒 西経89度52分18秒 / 北緯37.72611度 西経89.87167度 / 37.72611; -89.87167
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ミズーリ州
ペリー郡
面積
 • 合計 7.7 mi2 (20.0 km2)
 • 陸地 7.6 mi2 (19.7 km2)
 • 水域 0.2 mi2 (0.4 km2)
標高
581 ft (177 m)
人口
(2020年)[1]
 • 合計 8,555人
 • 密度 1,100人/mi2 (430人/km2)
等時帯 UTC-6 (中部標準時)
 • 夏時間 UTC-5 (中部夏時間)
ZIPコード
63775, 63776, 63783
市外局番 573
FIPS code 29-57116[2]
GNIS feature ID 0724239[3]
ウェブサイト https://www.cityofperryville.com

ペリービル(Perryville)は、アメリカ合衆国ミズーリ州の都市。ペリー郡の郡庁所在地である。人口は8,555人(2020年)。

歴史[編集]

19世紀前半から人が住み始め、1856年に市となった。1900年には人口1,200人ほどだったという。1940年にKiefner Branchと呼ばれる工場が建てられて町は栄えたが、1964年に経済悪化により向上が閉鎖されると250名以上が失業した。以来雇用状況は改善されなかったが、1970年代後半より工場誘致に積極的に乗り出し、1986年に豊田合成(現地法人名 TG Missouri Corporation、設立当時は TG U.S.A. Corporation)の誘致に成功した。日本人出向者の家族も多く住み、積極的な現地採用により市民の雇用も大幅に改善した。

教育[編集]

市内には3つの学校があり、公立が1校、私立が2校である。ただし高校は2校のみである。

  • ペリー郡 ・第32地区学校群 - 公立。
    • ペリービル小学校 - 幼稚園から小学校(第4学年)まで
    • ペリー郡立中学校 - 中学校(第5-8学年)
    • ペリービル高校 - 高校(第9-12学年)。イメージカラーは緑とグレー。スポーツチームの名称およびマスコットはパイレーツ。日本人卒業生も多いが、ESL Program等は特に用意されていない。
    • ペリービル地区職業訓練所 - 第9-12学年
  • イマニュエル・ルスラン学校 - 幼稚園から中学(第8学年)まで。私立。キリスト教ルーテル教会系。
  • セントヴィンセント・デポール学校 - 私立。キリスト教ローマ・カトリック教会系。
    • セントヴィンセント・デポール小学校 - 幼稚園から小学校(第6学年)まで
    • セントヴィンセント・デポール高校 - 中学から高校(第7-12学年)まで。イメージカラーは黄色と青。スポーツチームの名称およびマスコットはインディアンズ。

市内に大学はなく、最寄りの大学は50kmほど南のケープジラードにあるサウスイースト・ミズーリ州立大学になる。

地理・人種構成[編集]

面積は20.0 km²。人口は7,667人で、人口密度は390人/km²である。白人が97.5%と最も多く、アフリカ系は0.3%と非常に少ない。18歳以下の人口比は31.7%、65歳以上の人口比は30.4%である。

交通[編集]

シカゴニューオリンズを結ぶインターステート55号が市の外れを通っており、出入口がある。インターチェンジ付近には、マクドナルドタコベルなどのファーストフード店や、ウォールマートなどのスーパーマーケットがあり、市民の利用も多い。セントルイスへは約70マイルケープジラードへは約30マイル。最寄りの国際空港はセントルイスランバート・セントルイス国際空港で、車で約1時間半の距離。

脚注[編集]