ペニーロイヤルミント
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ペニーロイヤルミント | |||||||||||||||||||||
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ペニーロイヤルミント
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Mentha pulegium L. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
メグサハッカ(目草薄荷) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Pennyroyal mint |
ペニーロイヤルミント(学名:Mentha pulegium、英名:Pennyroyal)は、シソ科ハッカ属の多年草。和名はメグサハッカ(目草薄荷)。名前は硬貨のペニーに由来。
リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである[1]。
特徴[編集]
ヨーロッパ、西アジア原産。ミント特有の香りがあり、ハーブとして利用される。
耐寒性が強く、這地性で、地下茎で増えるため、株分けが容易である。
バンクスの本草書によると、腹部の疾患、おでき、痙攣などに対して効能があるとされる。
精油の主成分プレゴン(Pulegone)により、乳幼児の服用や大量服用時の中毒死事例がある。中毒症状はアセチルシステインの服用で改善される。
脚注[編集]
- ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 577
参考文献[編集]
- 大槻真一郎・尾崎由紀子「ハーブ学名語源事典」(東京堂出版)
- マーガレット・B・フリーマン著、遠山茂樹訳「西洋中世ハーブ事典」(八坂書房)