フレッド・ザ・ゴッドソン
フレッド・ザ・ゴッドソン Fred the Godson | |
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2016年 | |
本名 | Frederick Thomas |
生年月日 | 1985年2月22日 |
没年月日 | 2020年4月23日(35歳没) |
出生地 | ニューヨーク州ニューヨーク市ブロンクス区 |
死没地 | ニューヨーク市ブロンクス区 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
職業 | DJ、ラッパー |
ジャンル | ヒップホップ |
フレッド・ザ・ゴッドソン(英: Fred the Godson, 本名: Frederick Thomas, 1985年2月22日 - 2020年4月23日)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市ブロンクス区出身の DJ、ラッパーである[1][2]。
来歴
[編集]1985年2月22日、ニューヨーク市ブロンクス区で生まれ、生涯その地で過ごした。最初は「ビッグ・ブロンクス( "Big Bronx")」のニックネームで通っていた[3]。
2000年頃からフリースタイルでのラップ活動を開始。持ち味はハスキーな声、ユーモラスな言葉遊び、そして創造的な韻にあった[3]。
フレッドは2010年初頭に2つのミックステープを販売している。1作目、『Armageddon』はノトーリアス・B.I.G.、バスタ・ライムス、ワカ・フロッカ・フレイム、キャムロンらをフューチャーした。2作目、『City of God』はDJドラマの『Gangsta Grill』シリーズの1つとして、P・ディディ、プシャ・T、レイクウォンをフューチャーした[3][1]。
2011年、ヒップホップ情報誌XXLに、その年注目のアーティストに与えられる「フレッシュマン(Fleshman)」に選出され、一躍注目を浴びるようになる[1]。以降、2020年までの間にプシャ・T、ジェイダキス、レイクウォン数多くのアーティストの作品に参加し、アンサーソング『Monique’s Room』を販売[3]。2020年1月にはジェイ・ファローと共演した『Training Day』と、2020年3月20日にリリースされた『Payback』の2本のミックステープを追加制作した[2]。
妻のリーアン・ジェモットとの間に2人の娘がいる[3]。
死去
[編集]2020年4月6日(同7日)、自身のインスタグラムに酸素マスクを付け、右拳を握りしめた姿の写真を公開。2019新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことを公表し、「みんなに僕の回復を祈ってほしい」と投稿していた[4][5]。フレッドは幼少時から重度の喘息に悩まされており、腎臓障害も出ていた。9日にはリーアンは不安の胸の内を語る投稿をしているが、翌日には「なんとかなるだろう」と述べ、人工呼吸器を外すことを進めていたという[4][6]。
だが、その後容態が回復することはなく、2020年4月23日に合併症のため死去。35歳没[3][1][2][5]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “Fred the Godson Dies at 35 From Coronavirus” (英語). ビルボード. (2020年4月23日) 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c “Fred The Godson, New York Hip-Hop Fixture, Dead At 35 From COVID-19 Complication” (英語). National Public Radio. (2020年4月24日) 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “Fred the Godson, Nimble New York Rapper, Dies at 41” (英語). ニューヨーク・タイムズ. (2020年4月24日) 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b “Source: Fred The Godson's Kidneys 'Not Working' But Fever Improvement is 'Big'” (英語). Source. (2020年4月22日) 2020年5月1日閲覧。
- ^ a b “NY出身の人気ラッパー、新型コロナ感染による合併症で35歳で死去”. サンスポ. (2020年4月24日) 2020年5月1日閲覧。
- ^ “Fred the Godson's Wife Says He's Fighting for His Life After Coronavirus Diagnosis”. XXL. (2020年4月9日) 2020年5月1日閲覧。