ビロウドツリアブ
表示
ビロウドツリアブ | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Bombylius major Linnaeus, 1858 | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ビロウドツリアブ | ||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Large bee-fly |
ビロウドツリアブ(ビロウド吊虻、学名:Bombylius major Linnaeus, 1858)は、ハエ目ツリアブ科Bombylius属に分類される昆虫の1種[1]。
特徴
[編集]全長7-11 mm[1]。3月から6月にかけて、吸蜜のためにホバリングしている様子が見かけられる[1]。幼虫はヒメハナバチ類の幼虫に寄生する[1]。
-
交尾中のビロウドツリアブ
昆虫の中でもとりわけ長い口を持ち、非常に長い距のナガハシスミレなどに吸蜜に訪れる[2]。
-
ニリンソウを吸蜜中のビロウドツリアブ
-
ビロウドツリアブ
分布と生育環境
[編集]日本では、北海道、本州、四国、九州に分布する[1]。平地から亜高山帯にかけて普通に見られる種[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 槐 (2013)、304頁
- ^ 多田 (2003)、27頁
参考文献
[編集]- 多田多恵子『したたかな植物たち―あの手この手のマル秘大作戦』エスシーシー、2002年3月1日。ISBN 978-4886479228。
- 槐真史(編) 編『日本の昆虫1400』伊丹市昆虫館監修、文一総合出版〈ポケット図鑑②トンボ・コウチュウ・ハチ〉、2013年5月31日。ISBN 978-4-8299-8303-4。