バーケンティン
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| バーケンティン Barquentine | |
|---|---|
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ベルギー製メルカトール、1950年(トリニダード) | |
| 種類 | 帆装 |
| 原開発国 | ヨーロッパ北西部ならびにアメリカ大陸 |

バーケンティン(Barquentine)とは、帆船の1種である。欧文の表記には「barkentine」もある。
マストは3本以上備え、フォアマスト(前檣)にのみ横帆を、他のマストに縦帆持つものを指す。分類上は3本マストの場合、フォアマストとメインマストの2本に横帆を張る形式をバーク、全てのマストに縦帆を張る形式をスクーナーとする。バーケンティンの船種は、その中間を意味するスクーナーバーク(英: Schooner barque、Schooner bark)とも呼ぶ。
語源
[編集]バーケンティンという名前は 17世紀に名づけられ、「ブリガンティン型のバーク」すなわちバーケンティン(barque+brigantine)という造語であり、艤装はすでに運航していた2本マストのブリガンティン型(横帆船)との共通点[訳語疑問点]として「横帆を張る」ブリッグ(brig)[1])である点を反映させた[注釈 1]。
現代の帆装
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3本以上のマスト全てに横帆を張る横帆船(full-rigged)や、横帆は後檣(ミズンマスト)にのみ張る「バーク」(barqueの特徴をさらに展開して、バーケンティンの船体は3本マストでも前檣(フォアマスト)のみ横帆を張る[3]。
縦帆を備えるため、操帆に当たらせる船員は横帆のみのシップやバークよりも少なくて済む点、積荷の重さに対して風上に向かって効率良く進むことが可能で船足が速いため、貨物船に適するとして19世紀末に広く用いられた。
後檣の帆を活かして風が弱くても走り長距離航行ができる特徴は、近年、帆を扱う人数を比較的少なくできる点と合わせて練習船として人気を得ている。停泊中に外観が強く印象に残り、大型帆船(en:tall ship)
[4]に活用される要因でもある。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ “"brig" の意味”. eow.alc.co.jp. アルク. 2026年3月23日閲覧。
- ↑ T F Hoad, ed (1993). en:Oxford Dictionary of English Etymology. Oxford: オックスフォード大学出版局. p. 34. ISBN 978-0-19-283098-2
- ↑ “Sailing ship rigs, an infosheet guide to classic sailing rigs”. 大西洋海事博物館. 2010年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月15日閲覧。
- ↑ “"tall ship" の意味”. eow.alc.co.jp. アルク. 2026年3月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- バークとスクーナー - John Henry Twachtman(1853年-1902年)による1900年の絵画、ネブラスカ大学収蔵(Lincoln Sheldon Museum of Art and Sculpture Garden)。関連文献はリンク元のスミソニアン協会アメリカ美術館のデータベースに詳しい。
- 『Gormenghast』 - 「バーゲンタイン」という名の人物が登場する歴史小説3部作第2–3巻。Mervyn Peake 著(初版はBallantine Books、1967年。復刻改版はISBN 074939482X, 9780749394820)