ハナオチバタケ
ハナオチバタケ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Marasmius pulcherripes Peck | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ハナオチバタケ(花落葉茸) |
ハナオチバタケ(花落葉茸、学名:Marasmius pulcherripes)はハラタケ目ホウライタケ科ホウライタケ属のキノコである[1][2][3]。食不適[2][3]。
特徴[編集]
きわめて小型なキノコであり、傘は直径0.8~1.5 cm、初めは鐘形~まんじゅう形で後に円錐状丸山形からやや平らに開き、中央部には小さな突起がある[1][2][3]。淡紅色~紫紅色、黄土色、肉桂色など様々な色の個体があり、中央部は濃色、表面には放射状の溝が見られる[1][2][3]。ヒダは直生または離生、数は少なく16~19本[1][3]。
柄は長さ3~6 cm、細長く針金状で上下同幅[1][3]。柄表面は平滑、黒褐色で上部は白くなっている[2][3]。
肉はきわめて薄く、皮質であり、食用には不向きとされる[2][3]。水分が非常に少ないため押し花にすることができる[2]。
近縁種[編集]
- ホウライタケ属 (Marasmius)
- ウマノケタケ (M. crinis-equi)
- ミヤマオチバタケ (M. cohaerens)
- スジオチバタケ (M. purpureostriatus)
- シバフタケ (M. oreades)
- オオホウライタケ (M. maximus)
- ヒメホウライタケ (M. graminum)
- カバイロオオホウライタケ (M. aurantioferrugineus)
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『山渓カラー名鑑 日本のきのこ』、山と渓谷社、ISBN 978-4-635-09044-5、2011年
- 『おいしいきのこ毒きのこ図鑑』、主婦の友社、ISBN 978-4-07-416841-5、2017年
- 『東北きのこ図鑑』、家の光協会、ISBN 978-4-259-56261-8、2009年
関連項目[編集]