ハイパーコンヴァージド・インフラストラクチャ

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ハイパーコンヴァージド・インフラストラクチャ (HCI: Hyper-Converged Infrastructure) とは、コンピュータシステムにおける計算機能、ネットワーク機能、ストレージ機能といった基盤機能を、仮想化機能と標準的なハードウェアだけを用いて実装し、水平スケールを容易にしたシステムアーキテクチャ、あるいはこのアーキテクチャを採用したアプライアンス製品群の名称である。

特徴[編集]

ハードウェアとして、ストレージやネットワーク機器が持つ機能をサーバー内に集約することにより、集約可能なストレージやネットワーク機器はサーバー内で完結することができる。低コスト化や管理性・拡張性の向上を見込める。

三層アーキテクチャなどのシステム構成では、各基盤機能はスイッチやディスクアレイなどそれぞれを担当する専用ハードウェアにより実現される。そのため、システムを拡張する際には、拡張する機能に応じて導入するハードウェアの種類や設定方法が異なる上に、他のハードウェアとの組み合わせによって発生する制約なども考慮する必要があった。

HCIは、x86 サーバなど標準的な複数のハードウェア同士をLANなどで接続することで構成され、それらの上でハイパーバイザソフトウェアデファインド・ストレージ、管理アプリケーションを動作させることで、仮想的に基盤機能を実現するものである。

通常、HCIサーバはこれらの機能を担うソフトウェアがあらかじめ設定されたアプライアンス製品の形で販売されており、拡張の際は新たな HCI サーバを既存のものと接続するだけで、ほぼ自動的に設定などが行われ、水平スケールが容易に実現できることが特徴である。[1]

脚注[編集]

  1. ^ 富士通の仮想化はここがすごい!HCIがすごいらしい - Fujitsu Japan” (日本語). www.fujitsu.com. 2018年5月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]