ネメス (頭巾)

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Nemes
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ネメス(Nemes)は、古代エジプト頭巾

額に長方形の布を当て、耳を出す形で頭を覆い、折りたたんだ布で両肩に垂れ飾りを形作る。後頭部で棒状の垂れ飾りを作ってまとめることで着用する[1][2]

エジプト第1王朝ファラオであるデンの墓から発見された象牙のプレートには、ネメスと同様の形状の頭部を持つ人物が描かれている[注 1]

ファラオの装身具としてはエジプト第3王朝期に用いられていたことが知られており、初期はウィッグと共に用いられていた。権威を表す象徴としては、エジプト第4王朝以降の用法であり、額に蛇形記章を組み合わせて用いられた[1][5]

関連項目[編集]

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  1. ^ a b 但し、デンはこの人物を攻撃している左の人物である[3][4]

出典[編集]

  1. ^ a b Richard F. Liebhart (2005年8月31日). “names”. ノースカロライナ大学チャペルヒル校. 2014年5月27日閲覧。
  2. ^ Nemes”. The Global Egyptian Museum. 2014年5月27日閲覧。
  3. ^ Toby A.H. Wilkinson (1999). Early Dynastic Egypt. Routledge. p. 167. 
  4. ^ King Den's Sandal Label”. BBC. 2014年5月27日閲覧。
  5. ^ a b Clothing of Ancient Egyptian Pharaohs”. Eternal Egypt. 2014年5月27日閲覧。