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トカゲ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トカゲ属
イツスジトカゲ Plestiodon fasciatus
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Lacertilia|
下目 : トカゲ下目 Scincomorpha
: トカゲ科 Scincidae
: トカゲ属 Plestiodon
学名
Plestiodon
Duméril et Bibron, 1839

トカゲ属(-ぞく、蜥蜴属)は爬虫綱有鱗目トカゲ科(スキンク科)のスジトカゲ属とも[1]。かつての学名Eumecesだったが、Eumeces属は分子系統の結果に基づき4属に分割された。日本産のものはすべてPlestiodon属に含まれ、トカゲ属という和名は現在この属に用いられている[2]

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51種が分類されている。分類と和名は主に中井(2025)に従う[1]。種数はReptile databaseも参考とした[3]

奄美大島から沖縄本島を経て久米島まで分布する。やや標高の高い山地に生息し、オキナワトカゲとの棲み分けが見られる。両生類・爬虫類レッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に指定されている。2025年に沖縄諸島産は3種の隠蔽種からなるとの見解が出された。
中国東部と台湾に分布するが、日本では尖閣諸島に分布する。
2012年に東日本(伊豆半島および伊豆諸島を除く)およびロシア沿海地方の個体群が、外部形態やミトコンドリアDNAのCOI遺伝子の分子系統推定から、新種Plestiodon finitimusとして、ニホントカゲから分割された。
本州(近畿地方以西)、四国、九州に生息するトカゲ。旧学名はPlestiodon latiscutatusであったがこの模式標本産地が下田であり、後にこの標本がオカダトカゲと判明したため、新たに学名としてPlestiodon japonicusが与えられた。なお、オカダトカゲもこれにより学名がPlestiodon okadaeからPlestiodon latiscutatusへと変更された。さらに2012年には近畿地方を境に東側の個体群はヒガシニホントカゲとして分割された。
全長40cmにもなる日本最大のトカゲで、宮古列島から八重山列島に分布する。国の天然記念物で、両生類・爬虫類レッドリストでは絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
トカラ列島口之島のみに分布する。最も近縁なのは、八重山列島に分布するイシガキトカゲと考えられている。

サンスーカススジトカゲ

伊豆半島伊豆諸島に分布する。三宅島八丈島青ヶ島に生息する個体群は両生類・爬虫類レッドリスト (環境省)で絶滅のおそれのある地域個体群(LP)に指定されている。特に三宅島の個体群はかつては非常な高密度で生育していたのがネズミ防除のために導入されたイタチにほとんど食い尽くされ、今ではほとんど見られなくなってしまった。
リュウキュウトカゲともいう。トカラ列島中之島と、奄美群島南部の沖永良部島から沖縄諸島まで分布する。亜種オオシマトカゲとされていたトカラ列島南部から奄美群島北部の個体群は近年別種とされた。バーバートカゲよりも低地に生息する。
オキナワトカゲの亜種から独立した。トカラ列島諏訪之瀬島から奄美大島を経て徳之島まで分布する。
成体の全長は15cmほどで、ニホントカゲよりやや小型。八重山諸島に分布するが、与那国島には分布しない。

出典

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  1. 1 2 中井 2025, pp. 408–409.
  2. 疋田努トカゲ属の学名変更~EumecesからPlestiodonへ~」『爬虫両棲類学会報』第2006巻第2号、2006年、139-145頁、ISSN 1345-5826NAID 40015129805
  3. Plestiodon in reptile database”. 2025年10月16日閲覧。

参考文献

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  • 中井穂瑞領、川添宣広 写真『トカゲ大図鑑 スキンク下目編:ヨロイトカゲ科・カタトカゲ科・スキンク科・ヨルトカゲ科の分類ほか生態・飼育・繁殖・法律などを解説』誠文堂新光社〈ディスカバリー生き物・再発見〉、2025年1月。ISBN 978-4-416-62374-9 

関連項目

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