デオキシコール酸
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デオキシコール酸 | |
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(3α,5β,12α,20R)-3,12-dihydroxycholan-24-oic acid | |
別称 Deoxycholic acid Deoxycholate | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 83-44-3 |
PubChem | 222528 |
ChemSpider | 193196 |
UNII | 005990WHZZ |
KEGG | C04483 |
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特性 | |
化学式 | C24H40O4 |
モル質量 | 392.57 g mol−1 |
密度 | ? g/cm3 |
融点 |
174 - 176 °C |
酸解離定数 pKa | 6.58[1] |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
デオキシコール酸(デオキシコールさん、英: Deoxycholic acid)は、胆汁酸の一種であり、腸内の細菌の代謝によって生成される二次胆汁酸の一つである。肝臓からは、コール酸及びケノデオキシコール酸という代表的な2つの胆汁酸が分泌される。微生物は、胆汁酸-7α-デヒドロキシラーゼによりケノデオキシコール酸を二次胆汁酸であるリトコール酸に代謝し、コール酸をデオキシコール酸に代謝する[2]。その他の二次胆汁酸としてウルソデオキシコール酸がある。デオキシコール酸は、アルコール及び酢酸に溶ける。純粋なものなら白色か灰色がかった結晶状粉末の形状をしている。
脚注
[編集]- ^ Lide, David R. (1998), Handbook of Chemistry and Physics (87 ed.), Boca Raton, FL: CRC Press, pp. 1287, ISBN 0849305942
- ^ 「食事成分による腸内細菌の二次胆汁酸生成酵素7α-デヒドロキシラーゼの制御」 1998年度~1999年度 (科学研究費助成事業データベース)