ディープ・キス

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ディープ・キスをするカップル

ディープ・キス: deep kiss)またはフレンチ・キス(French kiss)は、一方の者のが他方の舌に触れ、通常、口の中に入る接吻の一形式である。

舌を使ったキスは、ロマンスまたは性的な性質を有し、、舌、などの接触に敏感で性感を高める部位を刺激する。この行為は快感を与え、非常に愛撫で、性感を催す。挨拶友情の短いキスのような他の型のキスとは異なり、舌を使ったキスは、長く、激しく、情熱的であることが多い。

「フレンチ・キス」の語源[編集]

「フレンチ・キス」という俗称は、必ずしもフランスから発生したものではない。フランスでは、"baiser amoureux"(愛のキス)または"baiser avec la langue"(舌でのキス)と呼ばれており、過去においては"baiser florentin"(フィレンツェ風キス)と呼ばれていた。フランス語の俗語では、フレンチ・キスは"patin" (スケート靴)または"galoche"と呼ばれる。フレンチ・キスをすることは、"rouler un patin"(スケート靴を回す)または"rouler une pelle"(ショベルを回す)と呼ばれる。

フレンチ・キス自体の語源は明らかではないが、1920年代に使われるようになったとされる[1]

「フレンチ・キス」の誤用[編集]

日本において、「軽い、挨拶程度のキス」や「舌同士が接触しない程度のキス」というニュアンスで「フレンチ・キス」が使われることがしばしばある。しかしこれは誤用であり、そういった場合はライト・キスバード・キスリトル・キスか、または単にキスと形容するのが正しい。

感染[編集]

フレンチ・キスを介してHPVに感染する例がある。[2]しかし、HIVは血液感染を主とするため、フレンチ・キスによってそれにかかる可能性はほとんどない。[3][4]。また、同じ理由でB型肝炎にかかるともあまり考えられていないが、稀に長いフレンチ・キスによって肺炎に感染する可能性がある。ただし、これは通常、肺炎菌が活性化している場合に起こることである。

脚注[編集]

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  1. ^ French kiss - Dictionary.com
  2. ^ "French" kissing ups risk of oral HPV infection”. Reuters (2009年5月13日). 2018年3月25日閲覧。
  3. ^ HIV/AIDS 101”. Centers for Disease Control and Prevention (2012年6月). 2015年5月12日閲覧。
  4. ^ Man with HIV may have infected partner with a kiss”. CNN (1997年7月10日). 2015年5月12日閲覧。