ツルタケ
ツルタケ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Amanita vaginata (Bull.) Lam. 1783[1][2] | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ツルタケ |
ツルタケ (鶴茸 学名:Amanita vaginata) は、ハラタケ目テングタケ科のキノコの一種。
特徴[編集]
夏から秋にかけて針葉樹林や広葉樹林に発生する中型のキノコである。傘は灰色で条線がある。ひだ、茎ともに白く、つばは無い。
この種の変種にシロツルタケとカバイロツルタケという種がある。どちらも色以外はほぼ同じ特徴を持っている。
食毒[編集]
生食すると中毒を起こすが、加熱しても毒という文献や、普通に食用とする文献もあり、実際に食べたところ美味との報告もあることから実質的に食毒不明として扱われている。よく似たキノコにツルタケダマシやタマゴテングタケモドキという毒キノコがあるので気を付けたほうがよい。この2種との違いはつばがあるかどうかであり、ツルタケにはつばがない。ただし、幼菌のうちは区別が困難であり、成菌でもつばが取れていることがあるので判別は慎重にしなければならない。
脚注および参考文献[編集]
- ^ Index Fungorum Partnership (2008年). “Record Details: Amanita vaginata (Bull.) Lam.”. Index Fungorum. 2011年10月31日閲覧。
- ^ Mycobank (2004-2011). “Species Amanita vaginata (Bull.) Lam. 1783”. MycoBank. 2011年10月31日閲覧。
- 長沢栄史(監修)、2003年、『日本の毒キノコ』、学習研究社〈学研フィールドベスト図鑑14〉 ISBN 4-05-401882-3