テングタケ科

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テングタケ科
Amanita pantherina 2013 G1.jpg
テングタケ Amanita pantherina
分類
: 菌界 Fungi
: 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : 菌蕈亜門 Hymenomycotina
: 真正担子菌綱 Homobasidiomycetes
: ハラタケ目 Agaricales
: テングタケ科 Amanitaceae
下位分類(属)

テングタケ科(Amanitaceae)はハラタケ目に分類されるキノコの科のひとつ。そのほとんどが菌根菌であるため、単生、もしくは散生で発生する。は円形で、条線があるものやイボ状の突起があるものもある。胞子紋は白色。はまっすぐ伸び、傘の中心に付く。傘と柄は容易に分離し、成菌の多くは明確なつばつぼを持つ。ごく一部で食用となるものもあるが、有毒種の割合が圧倒的に多く、ドクツルタケタマゴテングタケ等致命的な猛毒菌もある。

下位分類[編集]

テングタケ属(Amanita)
代表的なものにテングタケベニテングタケタマゴタケなどがある。中でも特に有名なベニテングタケは、その派手な色彩から猛毒と考えられがちだが、同属のドクツルタケタマゴテングタケに比べてその毒性ははるかに弱く、少量の摂取なら重篤な中毒に陥ることはまずない。が、非常に毒性の強いα-アマニチンはやはり含まれるので、安易に摂食すべきではない。テングタケの傘表面には多量のイボテン酸(旨味成分でもある)が含まれており、乾燥すると脱炭酸してムッシモールとなる。これらを摂取すると双方が中枢神経系の抑制伝達物質であるγアミノ酪酸(GABA)の機能を阻害し、結果、GABA受容体に作用して精神錯乱や譫妄症状を引き起こす。テングタケの10~15%程度であるが、ベニテングタケにもイボテン酸が含まれる。テングタケ属の亜属には、テングタケ亜属とマツカサモドキ亜属がある。
テングタケ亜属
ベニテングタケ(有毒)、タマゴタケ(食用)、カバイロツルタケ(食用)など
マツカサモドキ亜属のキノコ
タマゴテングタケ(猛毒)、ドクツルタケ(猛毒)、ガンタケ(微毒)など
ヌメリカラカサタケ属(Limacella)
ヌメリカラカサタケとチャヌメリカラカサタケは、日本でも秋の落葉樹林でしばしば観察できる。テングタケ属と違い、つば、つぼがはっきりしない。鱗片状にささくれ立った傘には粘性がある。毒はなく食用にもなるが、粉臭い。近年でも数種の再分類がなされるなど不確定な要素が多い分類群である。

ギャラリー[編集]

テングタケの成長過程と細部

参考文献[編集]