チェスワフ・スワニア

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チェスワフ・スワニアCzesław Słania、発音表記:tʃɛswav swanja、1921年10月21日 - 2005年3月17日)は、ポーランドエングレービング作家・デザイナー。特に、切手や紙幣の原版を手がけた。日本ではチェスラフ・スラニアと表記され紹介されていることが多い。

カトヴィツェ近郊のチェラチ(シロンスク県の町)にて、鉱山労働者の子として生まれた[1]第二次世界大戦中、彼はポーランドのレジスタンス運動のために文書の偽造を行っていた[1] 。1945年、彼はグラフィック・アートで名高いクラクフ美術学校へ入学した[2]。在学中からスワニアはポーランド切手印刷所に雇われ、そこで彼は凹版印刷のための鉄板彫刻を学んだ。彼が手がけた最初のポーランド切手は、1951年3月24日に発行された

1956年にスウェーデンへ移住したスワニアは、1959年よりスウェーデン郵政当局に職を得た。彼はスウェーデンのみならず28ヶ国の数多くの切手を手がけた。彼の作品は、郵趣家の間で個人作品として認められた品質とディテールを持つ数少ない例であり、郵趣家の一部にはスワニアの作品のみを収集する者さえいた[3]。1972年以降、スワニアはスウェーデンの王室エングレービング作家であった[2]。彼の最後の作品は、第60回国際連合総会記念切手(2005年)であった。

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脚注[編集]

  1. ^ a b "The Slania I Knew" by Otto Hornung in Gibbons Stamp Monthly, June 2005, p.90.
  2. ^ a b Obituary: Master Engraver Czeslaw Slania, 83, Dies”. artdaily.org: The First Art Newspaper on the Net (2005年3月25日). 2009年6月7日閲覧。
  3. ^ Pomp, Stephan (2008年11月17日). “Collecting the Works of Czesław Słania”. Exponet. 2009年6月7日閲覧。