鉄亜鈴

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伝統的な鉄亜鈴。重しの形が鈴のように見える。

鉄亜鈴(てつあれい)又はダンベル (: dumbbell) とは筋肉を鍛練するために用いられる、棒の両端に鋳鉄製の重しが付いた体操器具である。[1]鉄唖鈴鉄アレイとも書く。

概要[編集]

着脱式鉄亜鈴

亜鈴は、重量による負荷を運動に付与することで、筋力をつけたり、消費カロリーを増やすなど、運動の効果を高めるものとして利用されている。様々な製品が流通しており、利用の目的や利用者の体力に合わせ、様々な形状のものがあり、トレーニングのために筋肉を意識しやすいように、握り手の部分の形状が工夫され、重量も目的に応じて適宜選べるようになっている。

プラスチック製の容器を充填して使用する簡易な製品をはじめ、重量のあるものでは重しの周辺にゴムを巻いて騒音対策をしたものなども見られ、重量も様々である。日本では1990年代後半頃からの健康ブームの一端で、「ダンベル体操」[2]という家庭向けのフィットネスも登場しており、ホームセンターやスポーツ用品店などでも見かける。

名前の由来とその歴史[編集]

dumb は「音の出ない」、bell は「教会釣鐘」を意味し、これは「音の出ない釣鐘」を使ってトレーニングをしていた頃の名残である[3]

固定式鉄亜鈴

亜鈴の歴史は11世紀インドにまで遡ることができる。そこではアスリート達が「ナル」と呼ばれる木の棒の外側に石をくくりつけた亜鈴を使用していた。

テューダー朝時代 (1485年 - 1603年) には、鐘を鳴らすことで筋力が付くことは広く知られており、16世紀には、金持ちの子息たちの間で、教会の鐘と同じような器具を自宅に作ることが流行った。重しをつけたロープを滑車に通して引っ張ったのである。これは鐘を鳴らす動作と同じであった(東洋で鐘は突く物だが、西洋では引いて鳴らす)。この器具はベルとよばれたが、実際にはベルではなく、音は鳴らない。そのため口語でこれを dumb-bells と言うようになった。時代が経つにつれ滑車とロープは廃れて、重しだけが残った。ハンドルの両端に等しい重しをつける現在の形となったのは、19世紀の初頭である。

日本語の「唖鈴(あれい)」は、「dumbbell」 を直訳した語であるが、「唖(おし、口が利けないこと)」の字は現在差別用語とみなされる為、一般的に代用字の「亜」を用いて「亜鈴」と表記する。片仮名で「アレイ」と表記されることもある。

ジム等にある、着脱式ダンベルや固定式ダンベルはバーベルの様に、短いバー(シャフト)にプレートをはめているものが多いが、他にも、バーとボール状になっている部分が一つになっている形のもの(一つになっているため、これによって、固定する必要が無いもの。)もある。

脚注[編集]

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  1. ^ https://kotobank.jp/word/鉄亜鈴-576036
  2. ^ 参考:ダンベル体操
  3. ^ ためしてガッテン」より

関連項目[編集]