ズゴニーコ
ズゴニーコ Sgonico | |
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行政 | |
国 |
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州 |
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県/大都市 |
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CAP(郵便番号) | 34010 |
市外局番 | 040 |
ISTATコード | 032005 |
識別コード | I715 |
分離集落 | #分離集落参照 |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
地震分類 | zona 4 (sismicità molto bassa) |
気候分類 | zona E, 2866 GG |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 2,068 [1] 人 (2019-01-01) |
人口密度 | 66 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | sgonichesi |
守護聖人 |
聖ミカエル (San Michele) |
祝祭日 | 9月29日 |
地理 | |
座標 | 北緯45度44分 東経13度45分 / 北緯45.733度 東経13.750度座標: 北緯45度44分 東経13度45分 / 北緯45.733度 東経13.750度 |
標高 | 278 (156 - 514) [2] m |
面積 | 31.31 [3] km2 |
![]() トリエステ県におけるコムーネの領域 | |
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ズゴニーコ(イタリア語: Sgonico ; スロベニア語: Zgonik)は、イタリア共和国フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州トリエステ県にある、人口約2,100人の基礎自治体(コムーネ)。
名称[編集]
標準イタリア語およびスロベニア語以外では以下の名称を持つ。
地理[編集]
位置・広がり[編集]
トリエステ県北部に所在するコムーネで、スロベニアとの国境がコムーネの東を走っている。ズゴニーコの街は、トリエステの北北西約10km、セジャーナの西北西約10km、モンファルコーネの東南約19kmの位置にある。
隣接コムーネ[編集]
隣接するコムーネ、およびそれに相当する行政区画は以下の通り。括弧内のSLOはスロベニア領を示す。
- セジャーナ (Sesana) (SLO) - 北東
- モンルピーノ - 南東
- トリエステ - 南
- ドゥイーノ=アウリジーナ - 西
地勢[編集]
カルソ台地上の町である。最高地点はラナーロ山(Monte Lanaro / Volnik) (544 m)で、その周辺は自然保護区 (it:Riserva naturale del Monte Lanaro) になっている。
カルスト地形が広がっており、鍾乳洞も多い。観光目的で入ることのできる世界一大きな洞窟とされるグロッタ・ジガンテ (it:Grotta Gigante) も、このコムーネにある。
歴史[編集]
1275年に記された文書で、Suonich として現れるのが、この村への最初の言及とされる。1309年には Zgonik の名が現れる。この地名は、「鐘楼」を意味する Zvonìk が語源と考えられている。1494年の時点でズゴニーコはドゥイーノの領主の所領であり、Župa という行政区分(コムーネ)の中心集落であった。
1811年の時点で、ズゴニーコは現在より大きなコムーネの中心であり、現在のドゥイーノ=アウリジーナやモンルピーノの一部もその領域に含んでいた。
第一次世界大戦後にイタリア領となり、1923年にトリエステ県に編入された。
文化・観光[編集]
観光地[編集]
- グロッタ・ジガンテ (it:Grotta Gigante)
- カルシアナ植物園 (it:Giardino botanico Carsiana)
社会[編集]
民族[編集]
1971年の調査によれば、人口の81.6%はスロベニア系であった。これはトリエステ県の6つのコムーネで最も高い割合であった[4]。
人口[編集]
人口推移[編集]
人口推移 | ||
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年 | 人口 | ±% |
1921 | 1,522 | — |
1931 | 1,387 | −8.9% |
1936 | 1,392 | +0.4% |
1951 | 1,316 | −5.5% |
1961 | 1,318 | +0.2% |
1971 | 1,394 | +5.8% |
1981 | 2,085 | +49.6% |
1991 | 2,207 | +5.9% |
2001 | 2,185 | −1.0% |
2011 | 2,077 | −4.9% |

行政[編集]
分離集落[編集]
ズゴニーコは以下の分離集落から構成される。地名は、イタリア語名 / スロベニア語名 の順に表記している。
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交通[編集]
道路[編集]
- 国道
- SS202 (it:Strada statale 202 Triestina)
脚注[編集]
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2019 by sex and marital status” (英語). 2019年11月24日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Trieste (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年2月26日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Trieste (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年2月26日閲覧。
- ^ “IL COMUNE DI DUINO AURISINA” (イタリア語). Liceo Ginnasio Francesco Petrarca. 2013年3月7日閲覧。原出典:Da P. Stranj , La comunità sommersa, Editoriale Stampa Triestina, TS 1992.
外部リンク[編集]
- コムーネ公式サイト (イタリア語)
- 県サイトによるコムーネの紹介 (イタリア語)
- 州観光局サイトによるコムーネの紹介 (イタリア語)
- 州観光局サイトによるコムーネの紹介 (英語)
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ドゥイーノ=アウリジーナ | ![]() |
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トリエステ | モンルピーノ |