シロガネーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

シロガネーゼとは、東京都港区白金および白金台に居住する専業主婦、または近隣エリアに居住し白金および白金台でショッピング、食事などを楽しむとされる女性のこと。

なお、名の由来となった地名である「白金」は「しろかね」と読み、濁音は付かない。命名者の事実誤認による造語であり、「しろがね」と読むのは牛込の「白銀」である[1]

概要[編集]

シロガネーゼとは光文社発行の女性向け月刊誌「VERY」の編集者であった相沢正人が1998年に作った造語である。「ミラノっ子」を意味するイタリア語『Milanese(ミラネーゼ)』をもじって生み出された。バブル景気後半頃よりマスコミや不動産業者などが仕掛け人となって白金・白金台高級住宅地化が促進されたこともあり、その後ファッション誌ワイドショーを中心にマスメディアで頻繁に取り上げられることとなった。

基本的に「白金やその隣接エリアで生まれ育ち、高収入の夫を持つ、あるいは高収入の仕事を持つ」とされているが実態を伴った用語かは定かではない。古くからの住民は、女性誌によって作り出された「シロガネーゼ」に対して読みのことも含めて冷ややかな見方をしている人も多い[2]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 作家今東光は、谷崎潤一郎と話していて、うっかり「芝のしろがね町の……」と発言したために、「芝はしろかね。白金と書いてしろかねと言うんだ」「牛込のはしろがね。白銀と書いてしろがねと発音するんだ。明治になってから、田舎っぺが東京へ来るようになって、地名の発音が次第に滅茶苦茶になってきたな」と怒鳴りつけられたとのこと(『十二階崩壊』中央公論社1978年。p.250)
  2. ^ 1999年5月1日付読売新聞夕刊など。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]