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シリリッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グスタフ・ハーンによって描かれた流星群の絵画

シリリッド(Cyrillids)とは、1913年2月9日に発生した流星群である。地球に落下する流星としては、特殊な軌道を持っていたと考えられている。

現象と原因

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アメリカ合衆国の北東部からカナダの南東部で、1913年2月9日の午後9時頃に60個余りの赤い火玉が、北西の空から南西の空へ向かって飛行する様子が目撃された[1][2]。翌日2月10日の午前2時20分頃、前日の現象から5時間あまり後に今度は小規模な現象が確認された[1]。この現象はさらにアメリカ東海岸沖から中米沖、そしてブラジル沖の船舶からも確認されていたことが2013年に記録の収集により判明した[3][4]

カナダの天文学者クラレンス・チャントにより、これらの流星の軌道が分析された結果、地球を周回する軌道だったと判明した。地球を周回する軌道を持つ天体としては、が知られている。シリリッドは、その月とは別に、新たに地球の重力圏に小惑星が捕捉され、一時的に天然の衛星となった後、それが地球周回軌道から地球の大気圏へと突入して、分解したために発生した流星群であるとする説が有力である[5][1]

名称について

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一般的には「1913 Great Meteor Procession」と呼ばれている。

天文学者のジョン・オキーフアレクサンドリアのキュリロスの日(St. Cyril's day)に因んで「Cyrillids」と命名すべきと主張している[6]

出典

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  1. 1 2 3 Day of the Cyrillids: The Great Meteor Procession of 1913. (2016年2月9日). 2016年2月27日閲覧。
  2. Horace A. Smith. THE GREAT METEOR PROCESSION OF FEBRUARY 9, 1913 OR THE PARADE OF SAINT CYRIL.
  3. One Of The Most Spectacular Astronomical Sights Ever Recorded Lit Up The Skies 100 Years Ago
  4. This date in science: Great Meteor Procession
  5. O'Keefe, J. A. (1961-1). “Tektites and the Cyrillid shower.”. スカイ&テレスコープ 21 (1): 4-8.
  6. 『科学読売』13(11)(1961年、読売新聞社。全国書誌番号:00003558)

文献

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関連項目

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外部リンク

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