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シオヤアブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シオヤアブ
獲物をとらえたシオヤアブのオス成虫
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハエ目(双翅目) Diptera
亜目 : ハエ亜目(短角亜目) Brachycera
下目 : ムシヒキアブ下目 Asilomorpha
上科 : ムシヒキアブ上科 Asiloidea
: ムシヒキアブ科 Asilidae
亜科 : シオヤアブ亜科 Apocleinae
: Promachus
: シオヤアブ P. yesonicus
学名
Promachus yesonicus
Bigot, 1887
和名
シオヤアブ
シオヤムシヒキ

シオヤアブ(塩屋虻、Promachus yesonicus)は、ハエ目(双翅目)ムシヒキアブ科に属する昆虫の1種。

概要

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北海道から沖縄まで日本各地に分布する。成虫の体長は約23-30mm[1]、オスの腹部先端には白い毛が密集しているが、メスには無い。

幼虫、成虫ともに捕食性で、特に成虫はコウチュウ目チョウ目など幅広い昆虫を獲物とし、スズメバチオニヤンマなどを襲うこともある[2]

ギャラリー

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参考文献

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  1. ^ 学研の図鑑 昆虫. 東京、日本: 学研. (1986). p. 102. ISBN 4-05-102259-5 
  2. ^ 秦野市表丹沢野外活動センター周辺の自然情報(平成30年8月20日)

関連項目

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